2015年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
| 科目名 | コンピュータ概論B | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 栗野 俊一 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 火曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | N23B N24D |
| クラス | 1クラス 、 2クラス | ||
概要
| 学修到達目標 | ハードウェア一般論と数値計算ソフトによる簡単なプログラミング、TeXを使用した文書作成手法についての学習を通し,コンピュータのハードウェア,ソフトウェア,アルゴリズム,プログラミング,計測・制御を,コンピュータ概論Aに続きさらに深く習得することが目標である。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
各自にノートPCを貸し出し、これを実際に使いながら利用方法を習得する。毎時間、簡単な講義のあと、コンピュータを使って実習を行う。 |
| 履修条件 | 特になし |
授業計画
| 第1回 | コンピュータ概論 A の内容の復習。 |
|---|---|
| 第2回 | コンピューター内でのデータの管理について。ハードウェア一般論。 |
| 第3回 | OS(Operating System)と、コンピューターの動作原理について。計測と制御の定義。 |
| 第4回 | TeX ソフトのインストール。 TeX 入門(1)。 |
| 第5回 | TeX 入門(2)。 |
| 第6回 | TeX による文書の作成1 - 文字装飾、セクショニング、数式。 |
| 第7回 | TeX による文書の作成2 - 表の作成、箇条書き等。 |
| 第8回 | TeX による文書の作成3 - グラフィックスの挿入。 |
| 第9回 | 数値計算ソフトのインストール。 数値計算ソフトを使って簡単な計算を行う(1)。 |
| 第10回 | 数値計算ソフトを使って簡単な計算を行う(2)。 |
| 第11回 | 数値計算ソフトを使ってグラフを描く。 |
| 第12回 | 数値計算ソフトを使用した簡単なプログラミング(1)。 |
| 第13回 | 数値計算ソフトを使用した簡単なプログラミング(2)。アルゴリズムについて。 |
| 第14回 | 計測・制御。 |
| 第15回 | 平常試験及びその解説。 |
その他
| 教科書 |
奥村晴彦 『LaTeX2e 美文書作成入門』 技術評論社 2013年 第6版
特に教科書は指定しない。必要な場合は、適宜電子データ等を配布する。
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|---|---|
| 参考書 |
例えば、奥村晴彦 『[改訂第6版]LaTeX2e美文書作成入門』 技術評論社。
ただし、このような参考書はあくまでも「一例」に過ぎない。また最近ではインターネット上のサイトでの解説により詳しい情報が記載されている例も数多いし、各ソフト付随のオンラインヘルプも参照するというのも良いであろう。つまり各自「これが最適!」と思うものを自ら時間をじっくりかけて選んで欲しい。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
講義中に行う定期試験、出席、課題、レポート提出による。 |
| 質問への対応 | メールによる。 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室:駿河台 8 号館 2 階 823A 室 Tel: 03-3259-0864(研究室) e-mail: kurino@math.cst.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:30 ~ 13:30 駿河台校舎 8 号館 2 階 823 室
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| 学生への メッセージ |
コンピュータ上級者向けではなく、ごく基礎的な利用方法を習得することが目標である。コンピュータ・リテラシーの習得法は単一ではなく、各自にあった個々様々な方法があるはずである。またその習得の早道は、とにかくコンピュータに数多く触れる機会を持ってみることである。 |