2015年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数理情報論理学B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 平岩 健三 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N33P |
クラス | 2クラス |
概要
学修到達目標 | 「データベース」がこの科目の中心テーマである。数理情報論理学Aを基本とし、その応用として具体的なソフトを用いてその技法をマスターする。データベースの簡単な基本例題から始めて、段々複雑な例題にいたる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業方法は、講義と実習を交互に行う。 実習ではノートパソコンを必ず持参してもら、課題を提出する。 |
履修条件 | 数理情報論理学Aを履修済みである事が望ましい。 |
授業計画
第1回 | 後期授業の目標。内容についての説明や、次回から授業に必要なもの(ノートパソコン、ソフトウェア)について解説する。 |
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第2回 | 複数のテーブルにおけるクエリ。リレーションシップの設定をもつテーブルに対し、クエリの指定方法などについて実際に作りながら説明する。 |
第3回 | 複数のテーブルにおけるクエリの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 |
第4回 | 複数のテーブルにおけるフォーム。 リレーションシップの設定をもつテーブルに対し、入力効率のよいフォームの作り方を実際に作りながら説明する。 |
第5回 | 複数のテーブルにおけるフォームの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 |
第6回 | 複数のテーブルにおけるレポート。リレーションシップの設定をもつテーブルに対し、自由なレイアウトのレポートの作り方を実際に作りながら説明する。 |
第7回 | 複数のテーブルにおけるレポートの実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 |
第8回 | MySQLの準備(その1)。この回からMySQLを利用するため、解説を交えながらノートパソコンにインストールしてもらう。 |
第9回 | MySQLの準備(その2)。MySQLのインストールの続きを行う。MySQLの設定や動作の確認を行う。 |
第10回 | MySQLの基本の説明。MySQLの基本的な操作やコマンドの解説、数値と文字列の扱い、MySQLのデータ型など。 |
第11回 | MySQLとSQL言語(その1)。主にデータ定義言語(DDL)について解説する。 |
第12回 | MySQLとSQL言語(その2)。主にデータ操作言語(DML)について解説する。 |
第13回 | MySQLを使ったSQL言語の実習(その1)。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 |
第14回 | MySQLを使ったSQL言語の実習(その2)。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 |
第15回 | 平常試験及びその解説。持ち込みなし。 |
その他
教科書 |
広野忠敏 『できるAccess 2013 Windows 8/7対応』 インプレスジャパン 2013年 第1版
これは後期の授業中盤までの教科書である。手元にあると便利である。
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参考書 |
西沢夢路 『基礎からのMySQL 改訂版』 ソフトバンククリエイティブ 2012年 第1版
林晴比古 『明快入門SQL』 ソフトバンククリエイティブ 2007年 第1版
AccessやSQLに関するマニュアル的な参考書が多数、書店にあるので、授業中に適宜述べたい。
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成績評価の方法 及び基準 |
提出物やレポート(50%)などを重視し、平常試験(50%)と合わせて評価する。 課題をしっかり取り組まないと単位は得られない。実習なしには、このような実技的な科目の履修は困難である。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。メールでも質問を随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に提示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
データベースは、近年身近な環境でも使われるようになり、教職「情報」取得に必要な科目でもあります。意欲をもってじっくりと取り組みましょう。 |