2015年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 代数学幾何学A | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 橋口 徳一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N41A |
クラス | 1クラス |
概要
学修到達目標 | この講義では、線形代数学の基本的事項を習得する。 高校でも学習した平面・空間のベクトルから始め、より一般的な行列等の線形代数学における基礎概念を学習する。 講義の合間に行列の階数、逆行列などの計算の練習も徹底して繰り返す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業、例題解説、問題練習など。2時限続きである。 |
履修条件 | 高校数学 |
授業計画
第1回 | 授業ガイダンス:授業の計画、成績のつけ方の説明.授業で用いる記号の定義、計算力の確認など |
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第2回 | 平面および空間ベクトル(1):定義,基本的性質,位置ベクトル |
第3回 | 平面および空間ベクトル(2):線形独立,線形結合,内積 |
第4回 | 平面図形(1):平面における直線、距離の公式、円 |
第5回 | 平面図形(2):平面の回転と行列、線形変換、正射影 |
第6回 | 空間図形(1):空間における直線、平面、距離の公式、球 |
第7回 | 空間図形(2):空間の回転と行列、線形変換、正射影 |
第8回 | 行列(1):行列の定義、和、スカラー倍、積、転置、複素共役、区分け |
第9回 | 行列(2):正則行列、逆行列、対角行列、トレース |
第10回 | 行列(3):n次複素ベクトル空間、行列と線形写像の対応 |
第11回 | 行列(4):行列の基本変形、掃き出し方、階数の定義と計算 |
第12回 | 一次方程式系(1):係数行列、基本変形による解の求め方 |
第13回 | 一次方程式系(2):斉次一次方程式系 |
第14回 | まとめ及び平常試験 |
第15回 | 補足及び解説 |
その他
教科書 |
(1) 齋藤正彦 『線型代数学』 基礎数学1 東京大学出版会 1966年 第1版
(2) 村上正康、野澤宗平、稲葉尚志 『演習線形代数』 培風館 1983年 第1版
上記2冊は、最初の講義で配布するので、各自で購入する必要はない。
(1) 何でも書いてある標準的な教科書。
(2) 演習のための解答付きの本。
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参考書 |
佐武一郎 『線型代数学』 裳華房
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中の小テスト、平常試験、出席、演習、課題提出による。 |
質問への対応 | 授業終了後または下記のオフィスアワー |
研究室又は 連絡先 |
お茶の水校舎9階C904室 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 お茶の水校舎の上記研究室にて
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学生への メッセージ |
復習を欠かさずに行うこと。 |