情報通信ネットワーク論Ｂ (N55N)

学修到達目標	インターネットや携帯電話等の通信ネットワークの仕組みだけでなく、社会におけるコミュニケーションの役割、ＩＴビジネスのトレンド等にも言及し、情報化社会のイメージを明確化させる。
授業形態及び授業方法	講義を主体に実施する。内容に応じて、演習も実施。場合によっては教育用パソコン等を使った実習も行う。
履修条件	特に無し。

第1回	情報社会の現状と課題
第2回	トラヒィック理論１：待ち行列理論の基礎
第3回	トラヒィック理論２：ポアソン過程、全確率の法則
第4回	トラヒィック理論３：状態遷移図、出生死滅過程モデル
第5回	トラヒィック理論４：M/M/1, M/M/1/Nモデルにおけるサービス時間、利用率、待ち時間の導出
第6回	トラヒィック理論５：パケット通信におけるバッファメモリー量、待ち時間の導出
第7回	トラヒィック理論６：アーランB式の導出と、大群化効果
第8回	情報流通ＰＦ１：配信・Ｗｅｂサービス
第9回	情報流通ＰＦ２；情報検索
第10回	情報流通ＰＦ３：権利管理
第11回	Ｐ２Ｐ：代表的なサービスと実現技術
第12回	情報セキュリティ１：暗号の歴史と原理
第13回	情報セキュリティ２：RSA暗号の制作演習
第14回	クラウドコンピューティング：参照モデルと仮想化技術
第15回	平常試験及びその解説

教科書	講義にて、適宜、資料を配布する。
参考書	Philip Miller 『マスタリングＴＣＰ／ＩＰ　（応用編）』Ｏｈｍｓｈａ２００２年松江英明・守倉正博『８０２．１１高速無線ＬＡＮ（情報通信シリーズ）』ＩＤＧジャパン 2003年上記以外の参考書も、講義にて、適宜、紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常試験（７０％）＋　レポート（３０％）
質問への対応	随時
研究室又は連絡先	講義時に知らせる。
オフィスアワー	金曜駿河台 13:00 ～ 16:00 8号館2階８２３F研究室
学生へのメッセージ	21世紀は、「情報」の時代と呼ばれています。その主役である情報ネットワークのことを知る場として活用してください。また情報科教員免許取得に必須な科目です。

2015年 理工学部 シラバス - 数学科