2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語初級Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 飯沼 隆一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q13K |
クラス |
概要
学修到達目標 | この時間はドイツ語文法Ⅱと連動し、単語の知識とやさしい基礎表現の習得を目指します。 発音はローマ字読みに近いのでなるべく早い時期に綴りを見て読めるようにしましょう。その上で各課の文法説明を理解し、読章(簡単な文章)を訳し、練習問題で日常的表現になれるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業ではまず教師が文法項目を説明、読章部を全体で音読、担当するものが一部音読・和訳 、その後教師が解説というかたちになります。 |
履修条件 | 前期で学んだドイツ語の基礎があることが望ましい。後期は辞書を用い自主的な学習がある 程度求められる。 |
授業計画
第1回 | 第6課「コンサートに行きたい」「~したい」「~できる」の表現。文化の発信地ベルリン、ドイツの首都は音楽や映画のメトロポリスでもある。 |
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第2回 | 話法の助動詞。単に「~できる」「~しなければいけない」だけではなく「~かもしれない」「~にちがいない」といった主観もふくむ表現。副文(従属の接続詞)。分離動詞と非分離動詞。 |
第3回 | 第7課「レストランで食事」料理を注文するときや支払いのときどういうか。代表的なドイツ料理は?ドイツ人が好む飲み物は? |
第4回 | 形容詞・副詞。付加語的用法(形容詞を名詞の前に置くと必ず語尾が必要)と比較表現(英語同様、原級、比較級、最上級)。 |
第5回 | 第8課「週末の外出」日本語と違い過去のことを表わすのにまったく異なるいくつかの表現がある。そのうちの現在完了形について。 |
第6回 | 過去の表現。動詞の3基本形をふまえて現在完了形を学ぶ。3基本形は英語と異なり分離動詞と非分離動詞で特異な形になります。 |
第7回 | 第9課「ヴァイマルで」ゲーテやシラーといった古典作家に縁の深い街ヴァイマル。現在完了形と並ぶ過去の表現は過去形。グリムのメルヘンをドイツ語で読んでみよう。 |
第8回 | 過去形。動詞の「~した」を会話では主に現在完了形、記録・書き言葉では過去形をつかいます。再帰表現、再帰動詞と再帰代名詞。 |
第9回 | 第10課「冬休みに」予定を述べるには?古都ケルンについて。ドイツの祝祭日、復活祭と並んで重要なクリスマスから大晦日、新年にかけて。 |
第10回 | zu不定詞。英語のto原形のかたちです。関係代名詞。先行詞、関係文といった原理は英語と同じです。 |
第11回 | 補足項目1―受動態。動作受動と状態受動。自動詞の受動。数詞(基数と序数)。 |
第12回 | 補足項目2―接続法。英語の仮定法にあたり、Ⅰ式とⅡ式の2つの形式があります。非現実話法(接続法Ⅱ式)。 |
第13回 | 補足項目3―接続法のつづき。間接話法(接続法Ⅰ式)、言ったり考えたりした中身の文の動詞に用いる。 |
第14回 | 語彙その他―不定代名詞man。4格の副詞句。枠構造の復習。 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
小野他 『ブーメラン・エルエー』 朝日出版社 2015年 第1版
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参考書 |
高田博行 『素朴なぎもんからわかるドイツ文法』 郁文堂 2013年 第4版
市川他 『ドイツ語ステップアップ(新訂版)』 郁文堂 2010年 第5版
バイスヴェンガー他 『新独検4級合格講座―入門ドイツ語ステップ・イン』 三修社
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験80%、平常点20%で評価します。なおドイツ語検定試験合格した場合には考慮する。半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めません。 |
質問への対応 | 授業時間の前後、または月曜3,4時限前後に5号館講師控室で対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
5号館講師控え室、月曜3~4限とその前後にいます。それ以外は初修外国語研究室(541)へ連絡してください。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
英語以外の言語をやってみてはじめて外国語というものの理解が深まり、また客観的に見る こともできるようになると思います。少しでも外国語に興味がある人は歓迎します。 |