2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 中国語初級Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 栗原 順子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q14E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 初めて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語の基礎発音を習得し、日常会話表現を学習する。中国語検定試験準4級レベルのリスニング力を身につける事を目指す。中国語を通して中国の社会や文化等、多方面への理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
指定の教科書に従って授業を進める。各課の文法事項に合わせて発音練習を行い、課終了ごとに練習問題で習得度をチェックする。中国語検定試験を意識したリスニング練習を行う。e-Learning教材で発音学習をサポートする。定期試験を実施する。 |
履修条件 | 科目内容が通年で完結するため、あわせて中国語初級Ⅱを履修することが望ましい。中国語文法Ⅰを同時に履修することが望ましい。学習する言語を母語とする学生は受け入れない。 |
授業計画
第1回 | 授業内容、授業方法、教材、評価基準の説明 現代中国語に関する基礎的な解説 辞書及び参考書の紹介 中国語検定試験の説明 |
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第2回 | 発音練習その1 声調(四声)、単母音、子音の発音練習、リスニング問題 |
第3回 | 発音練習その2 二重母音、三重母音、鼻母音の発音練習、リスニング問題 |
第4回 | 発音練習まとめ 拼音字母の書き方と読み方、声調の組み合わせの説明、軽声、アール 化の発音練習、挨拶言葉の練習 |
第5回 | 第1課「あなたは中国人ですか」 人称代名詞、「是」の文、名前の聞き方と答え方、自分の名前を中国語で言ってみる |
第6回 | 第2課「あなたはどこへ行くのですか」 場所を表す指示代名詞、動詞述語文、疑問詞、省略疑問文 |
第7回 | 第3課「中国語は文法が難しいですか」 疑問詞、副詞「都」、形容詞述語文、作文練習 |
第8回 | 第4課「これはあなたのノートパソコンですか」 指示代名詞、連体修飾語、所有を表す動詞、副詞「也」 |
第9回 | 第5課「あなたの家は何人家族ですか」 数字、量詞、序数、自分の学生番号を中国語で言ってみる |
第10回 | 第6課「あなたはご飯を食べましたか」 完了の「了」、願望を表す助動詞、作文練習 |
第11回 | 第6課続き「あなたはいくつおにぎりがほしいですか」 存在を表す動詞、疑問詞、練習問題 |
第12回 | 第7課「あなたはいつ上海へ帰りますか」 時を表す語(月・日・曜日の言い方、時刻の言い方)、作文練習 |
第13回 | 第7課続き「今、2時半です」 時を表す語の位置、時を表す語が述語となる文、練習問題 |
第14回 | 発音及び第1課から第7課までの復習 発音や新出単語、文法事項、本文中の表現を再度確認 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
本間直人、王熙萍、栗原千里 『出発 中国語』 白帝社 2007年 第2版
初めて中国語を学ぶ人を対象とした教科書で、特に大学の第二外国語の授業で用いられる事を想定したもの。発音編と全14課からなる本編で基本的な中国語の発音と初級文法を学習する。各課の本文は興味深いテーマが多く、中国語や中国文化の面白さが感じられる。付属のCDで各自復習してもらいたい。各課ごとに様々な形式の練習問題があり、習得度を確認出来る。
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参考書 |
水野蓉 『中国語検定合格への手引き 4級対策問題集』 南雲堂フェニックス 2010年 第1版
白帝社中国語セミナー編 『チャレンジ中国語1000』 白帝社 1998年 第10版
『中国語検定合格への手引き』は、中国語検定試験準4級、4級合格を目指す受験者が、効率よく学習できるよう、ポイントを7章に分けてわかりやすく解説する。検定試験問題形式の練習問題が豊富で、検定試験合格を目標とするならば、教科書の習得度に合わせて利用できる。『チャレンジ中国語1000』は、作文や会話でよく使う単語がイラスト入りで分かりやすく紹介されている。その他参考書、辞書等は授業中に指示、紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(80%)及び提出物(5%)、授業態度(15%)等の平常点に基づいて総合的に判断する。なお、中国語検定試験に合格した場合には考慮する。半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めない。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
中国語の発音、会話表現を中心に学習するクラスである。積極的に声を出し、中国語の音の面白さを実感してもらいたい。教科書の内容に沿って補足資料を提供するので、様々な角度から中国語を通じて中国文化に対する理解を深めてもらいたい。 習得度に合わせて中国語検定リスニング試験対策を行うので、積極的にチャレンジしてみよう。 |