2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語初級Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 飯沼 隆一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q14F |
クラス |
概要
学修到達目標 | この時間はドイツ語文法Ⅱと連動し、単語の知識とやさしい基礎表現の習得を目指します。 発音はローマ字読みに近いのでなるべく早い時期に綴りを見て読めるようにしましょう。その上で各課の文法説明を理解し、読章(簡単な文章)を訳し、練習問題で日常的表現になれるようにする。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
授業ではまず教師が文法項目を説明、読章部を全体で音読、担当するものが一部音読・和訳 、その後教師が解説というかたちになります。 |
履修条件 | 前期で学んだドイツ語の基礎があることが望ましい。後期は辞書を用い自主的な学習がある 程度求められる。 |
授業計画
第1回 | 第7課「レーゲンスブルクは、君の気に入るんじゃないかな!」ドイツの元大統領ヴァイツゼッカーの演説。第二次世界大戦敗戦国のドイツがどのように過去と向き合ってきたか。 |
---|---|
第2回 | 分離動詞と非分離動詞。従属接続詞が作る文(副文)は定動詞の位置が特徴的です。 |
第3回 | 第8課「有名な大聖堂を見たい!」ゾフィー・ショルと「白バラ」。ヒトラー時代にナチスに対する抵抗運動をして捕らえられた女子学生ショルについて。 |
第4回 | 話法の助動詞。6つあり「可能・願望・許可・推量」などを表わす。未来の助動詞。 |
第5回 | 第9課「アンナ、君は日本に行ったことがあるの?」モモ。ミヒャエル・エンデの児童文学の作品『モモ』は70~80年代によく読まれ映画にもなりました。 |
第6回 | 過去の表現1。動詞の3基本形をふまえて過去形を学ぶ。3基本形は英語と異なり分離動詞と非分離動詞で特異な形になります。 |
第7回 | 第10課「週末は何してたの?」ドイツでの日本語学習と日本学。ドイツの小学校に当たる基礎学校から大学にいたる教育制度について。 |
第8回 | 過去の表現2。現在完了形。動詞の「~した」を会話では主に現在完了形、記録・書き言葉では過去形をつかいます。「天候」や「時刻」を表わす非人称表現。 |
第9回 | 第11課「もっと大きいスーツケースが必要かもしれない!」アビトゥーアの後で。高校卒業・大学入学資格試験であるアビトゥーアを終えた後の若者たちの進路は? |
第10回 | 形容詞。付加語として名詞の前に置くときは特定の語尾が必要。比較変化―英語同様、原級、比較級、最上級。 |
第11回 | 第12課「いつかまた会おう!」最後の課のしめくくりとして、異文化理解という観点から日独文化交流に関する文章を読んでみる。 |
第12回 | 受動態。枠構造、過去分詞、冠詞の格変化などが関連し文法の総復習になっているような重要な形式です。再帰表現。 |
第13回 | 補足項目1―関係代名詞。先行詞、関係文など原理は英語と同じです。zu不定詞句。名詞的、形容詞的、熟語的それぞれの用法があります。 |
第14回 | 補足項目2―接続法。英語の仮定法にあたり、Ⅰ式とⅡ式の2つの形式があります。非現実話法(接続法Ⅱ式)。間接話法(接続法Ⅰ式)、言ったり考えたりした中身の文の動詞に用いる。 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
荻野他 『大学生のドイツ語読本「青春はうるわし」』 朝日出版社 2015年 第1版
|
---|---|
参考書 |
高田博行 『素朴なぎもんからわかるドイツ文法』 郁文堂 2013年 第4版
市川他 『ドイツ語ステップアップ(新訂版)』 郁文堂 2010年 第5版
バイスヴェンガー他 『新独検4級合格講座―入門ドイツ語ステップ・イン』 三修社
。
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験80%、平常点20%で評価します。なおドイツ語検定試験合格した場合には考慮する。半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めません。 |
質問への対応 | 授業時間の前後、または月曜3,4時限前後に5号館講師控室で対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
5号館講師控え室、月曜3~4限とその前後にいます。それ以外は初修外国語研究室(541)へ連絡してください。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
英語以外の言語をやってみてはじめて外国語というものの理解が深まり、また客観的に見る こともできるようになると思います。少しでも外国語に興味がある人は歓迎します。 |