2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 物理学Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 矢野 一雄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q15Q |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目では、物理学I(力学)を基礎として、熱力学および電磁気学の基本事項に焦点を当てて学習する。高校で学習した、微分・積分を良く理解し(公式としてではなく)、熱力学と電磁気学における重要な概念・法則の基本的事項を理解することを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
物理学は経験の学問であり、身の回りの現象が基本となる。その基本的な物理現象から、ある種の規則性を見つけ出すことが、法則となる。このプロセスを大事にし、それを高校の数学で表現するが基礎・基本となる。これを身に付けるように講義する。併せて開講される物理学II・演習を併せて受講することで、知識の定着を図る。 |
履修条件 | 選択科目。 物理学Ⅰを受講済みであること、物理学Ⅱ演習を並行して受講することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 熱力学(1) 熱と温度 |
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第2回 | 熱力学(2) 気体の状態方程式 |
第3回 | 熱力学(3) 熱力学第1法則 |
第4回 | 熱力学(4) 気体の比熱 |
第5回 | 熱力学(5) 熱機関 |
第6回 | 熱力学(6) 熱力学第2法則とエントロピー |
第7回 | 電磁気学(1) 電荷、静電誘導と誘電分極、クーロンの法則、電場 |
第8回 | 電磁気学(2) 電気力線とガウスの法則 |
第9回 | 電磁気学(3) 電位と電位差、等電位面、導体と静電場 |
第10回 | 電磁気学(4) コンデンサー、電気容量、誘電体、静電エネルギー |
第11回 | 電磁気学(5) 定常電流、オームの法則と抵抗、電流と仕事 |
第12回 | 電磁気学(6) 磁石と静磁場、電流による磁場、ビオ・サバールの法則、アンペールの法則 |
第13回 | 電磁気学(7) ソレノイドが作る磁場、ローレンツ力、電流が磁場から受ける力 |
第14回 | 電磁気学(8) 電磁誘導 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
砂川重信 『電磁気学』 培風館 2001年
参考書のどちらかを購入することが望ましい。
1年生で使用した教科書でも良いので、持参すること。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験 80%、平常点(レポート) 20%。 |
質問への対応 | メールと授業の前後等。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎、133 kyano@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp TEL: 047-469-5640 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
電磁気学で扱うのは3つの現象なので、どれか1つ理解できれば、、、他も分かってきます。千里の道も一歩から始まります。 |