物理学Ⅰ (Q15S)

学修到達目標	本科目では力学に焦点を絞り、基礎的な概念を学ぶ。そのためには、高校で学習した微分・積分を公式としてではなく”理解”し、簡単な計算は公式”なし”で解けること。次に微分方程式に慣れ、身の回りの力学的な現象をイメージとしてシッカリ捉えてそれを式で表し、それを解析できるようになることを目標とする。
授業形態及び授業方法	基本的な物理現象を題材にして、それを様々な角度から講義する。併せて開講される物理学I演習では、各自問題を解くことで、知識の定着を図る。
履修条件	選択科目物理学I演習を並行して履修することが望ましい。

第1回	高校の数学(微分・積分)の復習１。公式を使わないで計算できること。
第2回	高校の数学(微分・積分)の復習２。公式を使わないで計算できること。
第3回	微分方程式
第4回	位置、速度、加速度
第5回	ニュートンの運動方程式の解法：自由落下
第6回	ニュートンの運動方程式の解法：斜方投射
第7回	ニュートンの運動方程式の解法：単振動
第8回	等速円運動：角速度、極座標
第9回	仕事とエネルギー：力学的エネルギー、位置エネルギー
第10回	衝突：運動量と保存則
第11回	剛体の運動
第12回	慣性モーメントの計算
第13回	回転の運動方程式の解法
第14回	物理学Iのまとめ
第15回	平常試験とその解説

教科書	小出昭一郎、兵藤申一、阿部龍蔵『物理概論　上巻』裳華房 2001年
参考書
成績評価の方法及び基準	平常試験 90％、平常点(レポート) 10％　。
質問への対応	随時。
研究室又は連絡先	研究室：船橋校舎 1号館3階 133室メールアドレス：kyano@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp TEL：047-469-5640
オフィスアワー	月曜船橋 12:10 ～ 13:20 火曜船橋 12:10 ～ 13:20
学生へのメッセージ	しっかり勉強しましょう。毎回、新鮮な気持ちで授業を受け、その後、10分の復習をすること。それを蓄積していくと、、、楽しくなります。

2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎