2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 中国語文法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 栗原 順子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q23D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 初めて中国語を学ぶ学生を対象に、中国語発音の原則を理解し、基礎となる文法や日本語と中国語の漢字の違いを学ぶ。文法を学習することにより中国語を構造的に理解する。中国語を通して中国の社会や文化等、多方面への理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
指定の教科書に従って授業を進める。各課終了ごとに練習問題や作文を行い、習得度をチェックする。中国語検定試験を意識した文法の問題を行う。e-Learning教材で授業の自学自習をサポートする。定期試験を実施する。 |
履修条件 | 科目内容が通年で完結するため、あわせて中国語文法Ⅱを履修することがのぞましい。中国語初級Ⅰと共に履修するのが望ましい。学習言語を母語とする学生は受け入れない。 |
授業計画
第1回 | 授業内容、授業方法、教材、評価基準の説明 現代中国語に関する基礎的な解説 辞書及び参考書の紹介 中国語検定試験の説明 |
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第2回 | 発音編その1「四声を覚えよう」 四声と短母音、子音、複合母音の発音練習 |
第3回 | 発音編その2「挨拶してみよう」 鼻母音、ピンインのまとめ、日常挨拶の発音練習 |
第4回 | 入門編 第1課「あなたは何という名前ですか?」 文法:人称代詞、「是」の文 表現:名前の尋ね方 |
第5回 | 第1課(続き)「私は日本人です」 練習問題 コラム(中国人の苗字) 補充単語(国名) |
第6回 | 第2課「これは何ですか?」 文法:指示代名詞、疑問代名詞疑問文、副詞の使い方、連体修飾語 |
第7回 | 第2課(続き)「会社のパソコン」 練習問題 コラム(中国の教育事情) 補充単語(教室用語) |
第8回 | 第3課「中国語は難しいですか?」 文法:形容詞述語文、反復疑問文、指示代名詞 |
第9回 | 第3課(続き)「この料理はおいしい」 練習問題 コラム(簡体字) 補充単語(主要形容詞) |
第10回 | 第4課「あなたの家は何人家族ですか?」 文法:助数詞、指示代名詞、所有や存在を表す動詞 表現:家族 |
第11回 | 第4課(続き)「雑誌2冊」 練習問題 コラム(簡体字その2) 補充単語(主な助数詞) |
第12回 | 第5課「一緒に行きましょう!」 文法:動詞述語文、経験を表す文、選択疑問文、語気助詞 練習問題 コラム(中国茶) |
第13回 | 第6課「明日は何曜日ですか?」 文法:時間詞、名詞述語文 表現:年齢 練習問題 コラム(中華料理) |
第14回 | 前期学習範囲の総復習 発音編、入門編第1課~6課 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
郭海燕、周一川 『楽しくはじめる中国語 改訂新版 発音・文法・会話』 松柏社 2013年 第2版
大学ではじめて中国語を学習する人向けに発音編・入門編・初級編で構成されている。語彙・表現を学生生活に関連したものに絞り、活用度を重視している。各課の練習問題で、本文で学習した文法や表現の確認、実践ができ、「ちょっと欲張り」のコーナーは中国語検定準4級の対策として有効である。その他、コラムで中国の社会や文化を紹介したり、総合復習として「自己紹介」コーナーを設ける等多彩な内容となっている。「単語リスト」、「常用単語リスト」は授業以外でも活用できるであろう。
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参考書 |
水野蓉 『中国語検定合格への手引き 4級対策問題集』 南雲堂フェニックス 2010年 第1版
白帝社中国語セミナー編 『チャレンジ中国語1000』 白帝社 1998年 第10版
『中国語検定合格への手引き』は、中国語検定試験準4級及び4級合格を目指す受験者が効率よく学習できるよう、ポイントを7章に分けてわかりやすく解説する。検定試験問題形式の練習問題が豊富で、検定合格を目標とするならば、教科書の習得度に合わせて利用できる。『チャレンジ中国語1000』は、作文や会話でよく使う単語がイラスト入りで分かりやすく紹介されている。その他参考書や辞書は授業中に紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(80%)及び提出物(5%)、授業態度(15%)等に基づいて総合的に判断する。なお、中国語検定試験に合格した場合は考慮する。半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めない。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
文法に重点をおいた講義となる。初歩的な基本表現を学ぶだけでも、中国語を通して様々な「中国」が見えてくる筈である。中国語を使う楽しさは勿論のこと、中国語表現の面白さや漢字一字一字の奥深さも感じてもらいたい。是非とも中国語で世界を広げてもらいたい。教科書の内容に沿って資料を提供するので、中国文化・社会に対する理解を深めてもらいたい。 習得度に合わせて中国語検定試験対策を行うので、積極的にチャレンジしてもらいたい。 |