2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語文法Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岡本 時子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q23G |
クラス |
概要
学修到達目標 | ドイツ語を理解する際の基礎となる初級文法を概観し、平易な文章を辞書を使って読み、簡単な文を発話できる程度の運用能力の習得を目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
単に文法規則体系の細部や形態を暗記するだけにとどまらず、ドイツ語という言語がどのような仕組みで成り立っていて,それがまた英語や日本語とどのように異なっているのかも学んでいく。外国語の学習を通して言語を理解する上で必要な思考力や発想を身につけ、ことばの面白さを発見していきたい。 |
履修条件 | 選択。先にやった授業の上に次の授業を組み立てていくので、毎回きちんと出席することが望ましい。科目内容が通年で完結するため、あわせてドイツ語文法Iを履修することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 接続詞:3種類の接続詞(並列接続詞・従属接続詞・副詞的接続詞)と文の語順の関係を学ぶ |
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第2回 | 時制(1):現在時制と過去時制の使い方および動詞の3基本形の変化について学ぶ |
第3回 | 時制(2):完了形:現在完了、過去完了、未来完了の使い方について学ぶ |
第4回 | 複合動詞:分離動詞と非分離動詞の違いについて学ぶ |
第5回 | 未来の助動詞と法助動詞:未来形と話法の助動詞の意味、人称変化、使い方について学ぶ |
第6回 | 分詞:現在分詞と過去分詞の機能と使い方について学ぶ |
第7回 | zu不定詞:不定詞の名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法と熟語表現を学ぶ |
第8回 | 比較:形容詞と副詞の比較表現(同等比較、優勢比較、劣勢比較および最上級)について学ぶ |
第9回 | 再帰代名詞:再帰代名詞の特質と再帰表現、再帰動詞について学ぶ |
第10回 | 指示代名詞:指示代名詞の特質について学ぶ |
第11回 | 関係詞:関係代名詞と関係副詞の特質と使い方について学ぶ |
第12回 | 態:能動態と受動態の意義、違いについて学ぶ |
第13回 | 法:接続法と直説法の違い、接続法I式とII式の形と使い方について学ぶ |
第14回 | ドイツ語圏の生活と文化:ことばが文化のなかで育まれるものであることをさまざまな例を挙げて示し、改めて言語とは何かを考える |
第15回 | 平常試験:授業の中で学んだ各文法項目の基礎的知識を確立し、その運用能力を高めるべく試験を行う。 |
その他
教科書 |
岡本 順治 『ドイツ語文法へのプロローグ』 郁文堂 2007年 第1版
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参考書 |
恒吉良隆 『独検対策4級・3級問題集』 白水社 2010年
岡本順治 『解説がくわしいドイツ語入門』 白水社 2014年
参考書に関しては必要に応じて授業中に説明します。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の結果(50%)と学習意欲(30%)・授業態度(20%)を総合して評価する。ドイツ語検定試験合格の場合には考慮する。半期5回以上欠席した場合は単位を認めない。 |
質問への対応 | 授業中、又は授業終了後。その他は火曜日の休み時間に講師室に来て下さい。 |
研究室又は 連絡先 |
講師室(5号館1階) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 13:00 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
ドイツ語文法学習の後半は、ことばのシステムの違いだけでなく、その違いを成り立たせている文化や発想の違いにも目を向けて、引き続き楽しく勉強していきましょう。 |