2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 日本語表現法 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 岸 規子 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q24X Q33X R24P R33N |
クラス |
概要
学修到達目標 | 毎日の生活で言語表現は必要不可欠である。しかし多忙であることを理由に話すこと、書くことがどこかでおろそかになっていないだろうか。言うまでもなく話し言葉と書き言葉は違う。答案やレポートを話し言葉で書いたとしたら、それは決して正しい文章表現とはいえないだろう。書いた文章をそのまま読み上げてもわかりやすい発表になるとは限らない。本授業を通して、場面に応じた正確、適切な表現ができるようにしたい。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「書く」上での約束事を知ればわかりやすい文章を書くことは可能である。毎時間「書く」作業を行うことで表現力の向上を図っていく。 |
履修条件 | 2/3以上の出席(出席日数が少ない場合はテストを受験しても、採点しない場合がある。)。時間厳守、辞書(電子辞書でもよい)持参のこと。 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、成績評価の方法などを説明する。(初回、人数によっては履修制限を行う。) |
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第2回 | 例文要約。400字程度の文章を200字、100字に要約する。 |
第3回 | 作文実習。100字、200字程度の文章を書いてもらう。 |
第4回 | 「表現」について解説。 |
第5回 | 「読解」について解説。文章に書かれた情報を正しく読み取る。 |
第6回 | 「表音文字」と「表意文字」、「同音異義語」について解説。 |
第7回 | 「助詞」の働きについて解説。助詞「に」と「へ」の違い、助詞「は」と「が」の違いについ て解説する。 |
第8回 | 「比喩表現」について。 直喩と隠喩の違いについて解説する。 |
第9回 | 「手紙文」の目的および性質の解説。 |
第10回 | 「手紙文の種類」について解説。「封書」と「はがき」の違いについて解説。「封書」の書き方。「はがき」の書き方。 |
第11回 | 「手紙文」の基本的な書き方について解説。 |
第12回 | 「手紙文」の実践学習。 |
第13回 | 「通常表現」と「敬語表現」について解説。 |
第14回 | 作文実習。意見文を書いてもらう。全体のまとめを行い、疑問の解消に努める。 |
第15回 | 平常試験及びその解説(人数によっては、定期試験期間内に実施する。) |
その他
教科書 |
小野末夫 『日本語の表現』 冬至書房 2011年 第1版
小野末夫 『日常漢字練習ノート』 冬至書房
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参考書 |
随時、参考資料のプリントを配布する
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成績評価の方法 及び基準 |
・授業時の提出物(漢字、作文など)と試験の総合評価、 提出物(50%)+試験(50%) ・課題をやらず、白紙で提出した場合は欠席と同じ扱いとなるので注意すること。 |
質問への対応 | 講義時に受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎5号館3階532 人文研究室 火曜日・水曜日 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 11:00 ~ 12:00
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学生への メッセージ |
書く前から苦手意識をもたないで下さい。表現することで、自分の考えが明確になっていくのだといえます。どれ程すばらしい考えを持っていたとしても言語化しなければそれは存在しないのと同じです。 |