2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
ドイツ語文法Ⅱ
読むための必要最小限のドイツ語知識
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柳 武司 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q25H |
クラス |
概要
学修到達目標 | ドイツ語を読むのに際して、最低限の文法項目を修得します。重要な動詞時制・人称変化と名詞の格・数・性に加えてドイツ語の基本的な文章構造ついて理解します。現在形に関しては、ドイツ語検定試験4級程度の力をつけます。更に、過去形や完了形の違いなど、文法を論理的に理解して、精確な翻訳を行い、正しい日本語にします。 交通システム工学科(社会交通工学科)の学生にとっては、本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.3参照)のうちA「基礎学習力」の到達に重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業の前半は主に発音と文法説明を行います。授業後半は、出題する問題を解いてドイツ語文法を身に付ける訓練を行います。質問は随時受け付け、可能な範囲で対応します。 |
履修条件 | 日本語の文法と対照するので、各自が普段母国語を意識するように。「ドイツ語初級Ⅱ」と同時に履修することが効果的です。 交通システム工学科(社会交通工学科):外国語科目、両コース共通。 |
授業計画
第1回 | 導入1:既修得ドイツ語の必須文法についての確認と解説 |
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第2回 | 導入2:現在形の人称変化や名詞の格変化、ドイツ語文章構造についての復習 |
第3回 | 導入3:単語の発音と簡単な日常会話の練習 |
第4回 | 6課:動詞の3基本形。過去形と完了形の違い。 |
第5回 | 6課:動詞の3基本形。能動と受動。完了分詞の機能について。 |
第6回 | 実施小テストの文法要点説明と小テスト1 |
第7回 | 小テスト1の解答と間違いの多かった文法事項の再確認 |
第8回 | 7課:特殊な動詞と比較表現。ドイツ語や日本語の正書法について |
第9回 | 8課:冠詞類の独立用法と関係代名詞 |
第10回 | 9課:法助動詞。話法についての機能説明 |
第11回 | 実施小テストの文法要点説明と小テスト2 |
第12回 | 小テスト2の解答と間違いの多かった文法事項の再確認 |
第13回 | 10課:接続法・命令法 |
第14回 | 理解度確認試験及びその解説 |
第15回 | ドイツ語圏の文化について。ドイツ・オーストリア・スイスの音楽や文学などの 文化について画像を用いて解説。 |
その他
教科書 |
柳武司・柳泉 『講読ドイツ語文法』 DTP出版
ドイツ語文章を読むために必要となる文法を中心とした教科書です。初級に必須の文法項目のみ記述しています。
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参考書 |
(公財)ドイツ語学文学振興会編 『独検過去問題集2015年度(5・4・3級)』 郁文堂 2015年
独和辞典が必須になります。和独辞典は不要です。辞書については、授業最初に紹介します。参考書で挙げた書籍は、ドイツ語検定用です。また、それ以外の参考書については、適時提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
普段の授業中の課題対応30%、小テスト20%、理解度確認試験50%として最大100点満点の点数を算出します。 また、ドイツ語検定試験合格の場合には考慮します。 なお、ドイツ語検定試験に合格した場合には、考慮します。正当な理由がなく、半期間に5回以上授業を欠席した場合には、成績評価しません。 |
質問への対応 | オフィスアワーまたは、授業終了後の休み時間に船橋校舎または駿河台校舎の講師室で。それ以外は、メールにて時間を調整して適時。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:初修外国語研究室(5号館 541室) 駿河台校舎:初修外国語研究室(3号館3階331室) E-mail:yanagi118@hotmail.com |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 14:50
水曜 船橋 12:30 ~ 14:50
金曜 駿河台 12:00 ~ 13:15
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学生への メッセージ |
授業時間中の積極的な参加が必要です。疑問があれば、些細なことでも、すぐに質問してください。90分間集中した学習が必要です。 また、ドイツ語を学ぶのと同時に私たちが話している日本語についても普段から意識的に考えるようにしましょう。 |