2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 中国語文法Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 清水 享 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q25M |
クラス |
概要
学修到達目標 | 中国語文法Ⅰに引き続き、中国語の基礎的な文法および会話を学ぶ。テキストの音読や会話 練習をしつつ、適宜文法の基礎を学ぶ。 中国語と日本語の違いを学びながら、外国語である中国語の文法構造を理解していく。 本授業では、実際に役立つ初歩的な中国語コミュニケーション能力と読解能力の基礎の習得を目指す。 中国語検定(準4級・4級)の受験も推奨するので、授業中に中国語検定へ向けた指導もあわせて進めていきたい。 交通システム工学科(社会交通学科)の学生にとっては、本科目は学習・教育目標A~I(「学生生活のしおり」p.3参照)のうちA「基礎学習力」の達成に重要な科目です。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
通常の授業の形式でテキストに従って進める。また適宜視聴覚資料も用いる予定である。 |
履修条件 | 選択。すでに中国語文法Ⅰを受講し、同時に中国語初級Ⅱも受講することが望ましい。 交通システム学科(社会交通学科):外国語科目、両コース共通 |
授業計画
第1回 | 発音と文法の復習 |
---|---|
第2回 | 第7課「あなたの家はどこにありますか?」(所在を表す「在」、前置詞の使い方、動詞の重ね型) |
第3回 | 第8課「映画は3時に始まります」(動作の進行形、時刻の表現、連動文の中の「去」と「来」) |
第4回 | 第9課①「あなたはどこから来たのですか?」(「(是)~的」の使い方、連動文②) |
第5回 | 第9課②「あなたはどこから来たのですか?」(時間の長さの言い方、助詞「了」の使い方) |
第6回 | 第10課①「あなたは何を食べたいですか?」(助動詞の使い方①、「有点児」と「一点児」の違い) |
第7回 | 第10課②「あなたは何を食べたいですか?」(「有点児」と「一点児」の違い) |
第8回 | 第11課①「これはあれより安い」(比較表現) |
第9回 | 第11課②「これはあれより安い」(お金の単位) |
第10回 | 第12課①「あなたの本当にいいことを言いますね」(助詞「得」の使い方、助動詞の使い方②) |
第11回 | 第12課②「あなたの本当にいいことを言いますね」(二重目的語文) |
第12回 | 第13課①「もうすぐ休みになりますね」(「越来越」の使い方、未来形「快(要)~了」の用法) |
第13回 | 第13課②「もうすぐ休みになりますね」(数のいろいろ、目的語が主述句の文) |
第14回 | 第7課~第12課の総復習 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
郭海燕/周一川 『楽しくはじめる中国語 発音・文法・会話 改定新版』 松柏社 2010年 第1版
初学者向けの中国語のテキスト。テキスト全体は発音編・入門編・初級編に分かれており、
本授業では初級編を学ぶ。
本文は会話の形式となっており、中国語の文法事項を分かりやすく解説してある。またCDも付属しているので各自活用すること。
|
---|---|
参考書 |
相原茂 『はじめての中国語学習辞典』 朝日出版社 2002年 第初版
中検研究会編 『中検準4級問題集 2015年版』 光生館 2015年 第初版
上記の辞書は推奨の辞書であり必携ではない。このほかの参考書、辞書等は授業中適宜指示
する。
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(70%)と授業態度、予習復習の状況などの平常点(30%)による総合評価。また中 国語検定準4級・4級を受験し、合格した場合、これを考慮する。半期5回以上授業を欠席した場合、単位を認めない。 |
質問への対応 | 授業中、授業終了後、随時受け付ける。またEメールでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中指示する。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:00 ~ 18:10
金曜 船橋 09:00 ~ 12:10
|
学生への メッセージ |
中国語の習得は、第一に発音が重要である。授業中は積極的に授業に参加し、恥ずかしがら ずに大きな声を出して発言すること。また、受講生は必ず予習復習をすること。予習復習は語学力向上の一番の近道である。 中国語レベルアップとその確認のための中国語検定準4級・4級の受験も推奨する。そのため授業中には中国語検定へ向けた指導も行なう予定である。 上記の授業計画は目安であり、具体的な進度は受講生の達成度などから判断し調整する。 本授業は中国語の初級文法の授業であるため、中国語を母語とする学生はこれを受け入れない。また中級以上の実力のある学生も他の言語などの科目を履修することを勧める。なぜなら学生にとって大学は未知の学問を学ぶ場であり、既知の知識をなぞるためにあるのではないからである。 |