2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 社会学の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 野呂 一仁 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q33Y Q34J R34A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本科目は社会学という枠組みで捕捉できる社会事象、生活文化、人間と社会の関わりについて理解を深めることが目的です。 社会学の視点、基礎知識、対象へのアプローチの方法を学びます。 社会学のテクニカルタームを学び、それに係る現代社会、生活、社会問題への関心を持ち、 人と社会の関わりについて自身の言葉で説明できることを目標とします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で行ないます。授業に取り組む上での問題意識の醸成をもとめていきますので、適宜各自の問題意識についてのレポートを提出していただくことがあります。 |
履修条件 | 文化教養サブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | 社会学とは 社会学の課題と歴史 講義の進め方 社会学が対象としていることと,その歴史について概説します. |
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第2回 | 社会学の成り立ち(1) 社会学の考え方 社会学が依拠する理論や概念について. |
第3回 | 社会学の成り立ち(2) 社会学の対象とアプローチの方法 社会学が対象とする社会事象とそれを捕捉する方法論について. |
第4回 | 社会の理解(1) 家族 家制度と近代家族 身近な存在である家族を社会学ではどのようにみているのか検討する. |
第5回 | 社会の理解(2) 社会集団とは 社会に存在する様々な集団について検討する. |
第6回 | 社会の理解(3) 地域社会の変化 過疎と過密 生活の基盤である地域社会をどのように評価するか検討する. |
第7回 | 社会の理解(4) 産業構造の変化 社会意識 時代の変化に呼応する様々な産業と,人々の関わり方について検討する. |
第8回 | 社会の理解(5) 社会変動の概念 近代化 産業化 個別の変化ではわかりにくい社会の変化を様々な指標等によって検討する. |
第9回 | 生活と文化の理解(1) 伝統文化 社会を考える上で必要となる,現代社会につながる文化について検討する. |
第10回 | 生活と文化の理解(2) 近代文化 文化をどのようにとらえるか,事例を基に検討する. |
第11回 | 人と社会の紐帯(1) 自己と他者 人と社会の繋がりについて,社会を構成する人間の存在から考える. |
第12回 | 人と社会の紐帯(2) 社会構造の枠組み 行為と規範 社会制度 繋がりを構成する様々なしくみについて考える. |
第13回 | 社会問題への気づき(1) 社会問題がどのように構成されているかの検討. |
第14回 | 社会問題への気づき(2) 社会問題に対する様々な視点についての検討. |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
松田 健 『テキスト現代社会学[第2版]』 MINERVA TEXT LIBRARY ミネルヴァ書房 2008年 第2版
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参考書 |
適宜指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義に臨む姿勢30%、適宜実施する課題20%、試験50%とします。 ただし、3項目についてすべて満たすことが条件になります。 |
質問への対応 | 講義前後に随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
第1回講義時に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
様々な問題意識を持って講義に臨んでいただきたい。 |