2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 哲学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 金子 佳司 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q34B Q34S |
クラス |
概要
学修到達目標 | 「哲学」とは何でしょう。また、「哲学的に考える」とはどういうことなのでしょう。私たちは、自分がいかにものを考えていないかということには、なかなか気づかないものです。この授業は、学生のみなさんが、物事を「考える」ということを知り、自分の生きている世界と自分自身について哲学的に考えながら生きるための第一歩を踏み出すことを目標としています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は講義形式で行ないますが、できるだけ学生のみなさんとの対話を授業に取り入れなが ら、いっしょに問題を考えていく授業にしていきたいと思います。 |
履修条件 | 選択科目 社会コミュニケーションサブメジャーコース設置科目 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(授業計画や評価方法などの説明) 0. 哲学とは何か |
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第2回 | 1. 哲学の始まり──古代ギリシア哲学 (1) 哲学はいつ始まったのか。 |
第3回 | (2) ミレトス学派──自然哲学の始まり。 |
第4回 | (3) エレア学派と原子論──自然哲学は可能か。 |
第5回 | (4) ソフィスト──ソフィストは哲学者か。 |
第6回 | (5) ソクラテス──「哲学する」とはどういうことか |
第7回 | (6) プラトン──なぜ「イデア」が存在すると言わざるを得ないのか。 |
第8回 | (7) アリストテレス──存在の根本原因は何か。 |
第9回 | 2. 伝統的論理学──三段論法(推論) |
第10回 | 3. 近代哲学 (1) 科学革命──世界観の転換 |
第11回 | (2) デカルト──世界の原理は「私」が存在するということ。 |
第12回 | (3) ロック──知識は経験から生まれる。 |
第13回 | (4) カント──経験だけでは知識は生まれない。 |
第14回 | まとめ |
第15回 | 平常試験(到達度確認のための試験) |
その他
教科書 |
嘉吉純夫・斎藤隆 『西洋思想の要諦周覧』 北樹出版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験と小テスト(4回行なう予定)で評価します。最終評価は試験70%、小テスト30% で採点します。なお、やむをえない事情があって小テストを受けられなかった場合は必ず速やかに申し出ること。 |
質問への対応 | 水曜日4限に出校していますので、4限が始まる前の休み時間に、講師室で質問などを受け ます。 |
研究室又は 連絡先 |
講師室 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
あなたはどのような考えに基づいて自分の人生を送っていますか。あなたが自分の人生の土 台にしている、その考えは間違いのないものですか。このことをこの授業で確かめてみてください。 なお、授業中の教室の出入りや私語は厳に慎んでください。 |