2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 電気と磁気の物理学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中澤 直仁 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q44Q |
クラス |
概要
学修到達目標 | 電荷、電流の系およびそれらによって生じる電場と磁場の従う基本法則について学ぶ。時間的に変化しない電場と磁場の性質を中心に理解を進め、さらに時間的に変化する電場と磁場の性質と電磁波について学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プリントを配布し板書を中心として講義する。また、簡単な演習問題を各自が解く時間を設ける(大学から配布されている関数電卓を使う)。 |
履修条件 | 選択科目 力学の内容を理解している事が望ましい。具体的には、「力と運動の物理学」等を並行して履修予定または履修済みである事。 |
授業計画
第1回 | 電荷:電荷とクーロンの法則について学ぶ。 |
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第2回 | 電場(1):電場と電気力線について学ぶ。 |
第3回 | 電場(2):ガウスの法則について学ぶ。 |
第4回 | 電位:電気ポテンシャルエネルギーと電荷の系に蓄えられるエネルギーについて学ぶ。 |
第5回 | 導体と不導体:導体の電気容量について学ぶ。 |
第6回 | 電流と抵抗:オームの法則について学ぶ。 |
第7回 | 回路:簡単な電気回路系について学ぶ。 |
第8回 | 中間まとめとテスト:ここまでの内容について問題演習により理解を深め、テストにより理解度を確認する。 |
第9回 | 磁場(1):磁場の定義と電流が磁場から受ける力について学ぶ。 |
第10回 | 磁場(2):電流の作る磁場に対するビオサバールの法則とアンペールの法則について学ぶ。 |
第11回 | 電磁誘導:ファラデーの電磁誘導の法則について学ぶ。 |
第12回 | 変位電流:アンペール-マクスウェルの法則のついて学ぶ。 |
第13回 | 時間的に変動する電磁場:電磁振動と交流、電磁波について学ぶ。 |
第14回 | まとめと演習:問題演習により理解を深める。 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
D.ハリデイ、R.レスニック、J.ウォーカー 『物理学の基礎 [3] 電磁気学』 培風館 2002年 第1版
D.ハリデイ R.レスニック J.ウォーカー J.ホワイテントン 『演習・物理学の基礎 [3] 電磁気学』 培風館 2004年 第1版
図が豊富で例題も十分にある丁寧な初等的教科書です。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
演習•レポート•中間テスト40% + 平常試験60% |
質問への対応 | 講義中になるべく質問して下さい。メールも利用可能です。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎1号館1階113(右)室 (水、木 13:30~14:30 在室) nakazawa.naohito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
問題を自分で解いてみることが、理解を深めるために不可欠です。 |