2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 中国語初級Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 清水 享 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q52E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 中国語の発音と挨拶や自己紹介などの初歩的な会話の習得を目標とする。発音の練習を徹底 的におこない、テキストの音読と会話の反復練習を進める。また、適宜文法の解説や中国語の背景にある中国の社会や文化についても紹介する。 外国語である中国語をその初歩的な会話を学ぶことにより、実際に役立つコミュニケーション能力を身につけたい。 |
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授業形態及び 授業方法 |
通常の授業の形式でテキストに従って進める。適宜視聴覚資料も用いる予定である。 |
履修条件 | 選択。中国語文法Ⅰも同時に受講することを推奨する。また、科目内容が通年で完結するた め中国語初級Ⅱも受講することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 導入(中国語・中国について・授業内容概説・受講上の注意など) |
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第2回 | 発音①(声調、単母音) |
第3回 | 発音②(複合母音、子音) |
第4回 | 発音③(鼻音を伴う母音、発音のルール) |
第5回 | 発音④(声調の組み合わせ、あいさつ言葉、教室用語) |
第6回 | 第1課「あなたのお名前は?」(人称代名詞、“~是~”、疑問を表わす、「~は?」の意味を表わす、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第7回 | 第2課「あなたの家はどこですか?」(場所を表す指示代名詞、“的”の省略、所在を表わす“在”、疑問詞疑問文、形容詞疑問文、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第8回 | 第3課「私の家族は4人です」(存在・所有を表す“有”、数の数え方、[数詞+量詞+名詞]、場所を表わす前置詞、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第9回 | 第4課「私は映画を見るのが好きです」(動詞述語文、反復疑問文、語気助詞(推量・提案・勧 誘を表す)、“不+太~”、動詞の連体修飾、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第10回 | 第5課「明日、暇がありますか?」(曜日・時間の言い方、名詞述語文、完了を表す“了”、連動文、手段・方法を表す、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第11回 | 第6課「ご飯を食べに行きましょう」(変化・新事態の発生を表す文末の“了”、類同を表す “也”、経験の表現、比較の“比”、願望の“想”、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第12回 | 第7課「車の運転できますか?」(“会”(助動詞)、時間の短いことを表す“就”、結果補語、可能補語、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第13回 | 第8課「音楽を聞いているところです」(動作の進行を表す“在”、選択疑問文「~それとも ~」、“可以”(助動詞)、“動詞+一下”、指示詞、“(是)~的”、ドリルⅠ・Ⅱ) |
第14回 | 発音と第1課~第8課総復習 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
楊凱栄・張麗群 『[スリム版]表現する中国語』 白帝社 2005年 第初版
初級者向けの中国語のテキスト。本テキスト全体は「発音」と本文16課とから構成されてい
る。本文は主に「趙さん」と「佐藤さん」の会話の形式となっている。入れ替え練習も多く、
これらを用いて会話の練習を進める。
またCDも付属しているので各自活用すること。
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参考書 |
相原茂 『はじめての中国語学習辞典』 朝日出版社 2002年 第初版
中検研究会編 『中検準4級問題集 2015年版』 光生館 2015年 第初版
上記の辞書は推奨の辞書であり必携ではない。そのほかの参考書、辞書等は授業中適宜指示
する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(70%)と授業態度、予習復習の状況などの平常点(30%)による総合評価。半期5回以上授業を欠席した場合、単位を認めない。 |
質問への対応 | 授業中、授業終了後、随時受け付ける。またEメールでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中指示する。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:00 ~ 18:10
金曜 船橋 09:00 ~ 12:10
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学生への メッセージ |
中国語の習得は第一に発音が重要である。授業中は積極的に授業に参加し、恥ずかしがらずに大きな声を出すこと。また受講生は必ず予習復習をすること。予習復習は語学力向上の一番の近道である。 上記の授業計画は目安であり、具体的な進度は受講生の達成度などから判断し調整する。 本授業は中国語の初級の授業であるため、中国語が母語である場合はこれを受け入れない。また中級以上の実力のある学生も他の言語などの科目を履修することを勧める。なぜなら学生にとって大学は未知の学問を学ぶ場であり、既知の知識をなぞるためにあるのではないからである。 |