2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
ドイツ語初級Ⅱ
ドイツ語を聴こう,話そう!
|
||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 宮澤 義臣 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | Q54G |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1.綴りを見てドイツ語文が朗読できます。 2.現在,過去,未来の内容を含む自己紹介をドイツ語でできます。 3.日常生活で頻出するドイツ語会話をリスニングして理解でき,自分も会話に参加できます。 4.ドイツ語圏の社会事情について基本的な知識を持てます。 5.ドイツ語検定4級が受験できる体制,CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)A1レベルのドイツ語学習ができる状態になります。 交通システム(社会交通)工学科の学生にとっては,本科目は,学習・教育目標A〜I( 「学生生活のしおり」p.3参照)のうちA「基礎学習力」の達成に重要な科目です。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
授業前半で教科書を使いドイツ語運用の学習をします。 授業後半は学習した内容を使って演習形式で訓練し,ドイツ語に習熟します。 授業最後に課題を提出して頂き,出席を確認します。(復習のための宿題を配布します。) |
履修条件 | ドイツ語文法IIを同時に受講していることが望ましい。教科書・独和辞典を必ず持参すること。 交通システム(社会交通)工学科:外国語科目,両コース共通 |
授業計画
第1回 | 覚えているかな,前学期のドイツ語 【内容】ドイツ語初級Ⅰで学習した内容を確認・復習します。Lektion5 Dialog音読 |
---|---|
第2回 | レストランで注文してみよう 【内容】Lektion5 Dialog音読,前置詞の格支配(その1),レストランでの会話練習(宿題:Lektion5 質問) |
第3回 | ドイツの食文化を知ろう 【内容】Lektion5 DIalog音読と質問・答え,前置詞の格支配(その2),前置詞を使った会話練習 |
第4回 | 〜してもよいですか,〜できますか,〜しましょうか 【内容】Lektion6 Dialog音読,話法の助動詞,話法の助動詞を使った会話練習 |
第5回 | 犬にやさしいドイツ 【内容】助動詞の小テスト,Lektion6 Dialog音読,接続詞と副文(宿題:Lektion6 Dialog質問) |
第6回 | 理由と答えの文を使ってメールを出してみよう 【内容】Lektion6 Dialog音読と質問・答え,電子メールの文章を書いてみる,Lektion7 Dialog音読(宿題:Eメールを出す) |
第7回 | 電話をかけてみよう 【内容】Lektion7 Dialog音読,熟語と分離動詞,電話での会話練習 |
第8回 | 〜すること,〜する○○,〜するために 【内容】Lektion7 Dialog音読,zu不定詞の用法(宿題:Lektion7 Dialog質問) |
第9回 | 〜しましたは何て言うの? 【内容】Lektion7 Dialog音読と質問・答え,完了形のつくりかた,完了形を使った会話練習 |
第10回 | 「あなたに会えて嬉しい!」をドイツ語で言おう! 【内容】Lektion8 Dialog音読,再帰表現,再帰表現を使った会話練習 |
第11回 | 現在のこと,過去のこと,未来のことを表現してみよう 【内容】Lektion8 Dialog音読,過去形と完了形,ドイツ語の時制について会話練習 |
第12回 | ポスターや看板でよくみる表現 【内容】Lektion9 Dialog音読,受動態,過去分詞の使い方のまとめ,受動態の使い方をチラシで確認 |
第13回 | どっちが好き?こっちの方が安い!アレかなり高いよ 【内容】Lektion9 Dialog音読,形容詞の使い方と比較表現,メニューで練習(宿題:ドイツ語で自分についてスピーチ原稿を書く——第15回目に提出) |
第14回 | 平常試験及びその解説 【内容】平常試験。試験問題の解説と習得すべきドイツ語力の要点 |
第15回 | さらにドイツ語で表現してみよう 【内容】試験の結果をふまえ,ドイツ語力を伸ばしたり,不十分な部分を補習します。 |
その他
教科書 |
森田悟・宮澤義臣・川上博子 『あなた仕立てのドイツ語』 朝日出版社 2003年 第2版
|
---|---|
参考書 |
ドイツ連邦外務省(ベルリン), DE Magazin Deutschland(日本語版), ドイツ連邦共和国季刊広報雑誌, Frankfurter Socialitäts-Medien GmbH
佐藤通次 『ドイツ広文典』 白水社 1976年 第19版
『DE Magazin Deutschland(日本語版)』は年4回発行されるドイツ連邦共和国外務省編集
による広報誌です。現代の最新のドイツ事情が日本語で読めるのでレポート執筆にも,授業時のドイツ語圏の話題を十分に理解するにも非常に便利です。
『ドイツ広文典』は現行のどの文法書よりも詳しく,さらにコンパクトにまとまった良書です。単に変化表や文法説明に留まらず,なぜそのような文法現象になっているのかを(ドイツのドイツ語学者たちの良書から繙くことで)ドイツ語の歴史から説明しているものです。教科書の文法解説では飽き足らない,また疑問点を解決したい学究肌の学生さんにはとても役に立つ参考書です。
|
成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は, ①平常試験(60%):100点満点を60点満点に換算。 ②授業時の課題・宿題の提出状況と出来(20%):提出回数と解答の正答率を20点満点に換算。③レポート宿題(20%):与えられたテーマについて書籍やインターネットで調査しA41枚に まとめレポートする。 1.体裁の厳守,2.論理性,3.参考文献表の正しい列記,4.資料を上手に活用して論理的に持論を展開しているかを基準に20点満点に換算。 の総合成績とします。 GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行います。 評価基準に加えてドイツ語検定試験に合格した場合は考慮します。 半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めません。 |
質問への対応 | 授業中・終了直後に積極的に質問して下さい。 オフィスアワーまたはメールにて。 (メールを送る際には1.受講科目,2.学科・学年・氏名を件名に明記して下さい。件名が空欄の場合は迷惑メールと判断し返信しません。) |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎5号館1階講師室(オフィスアワーを参照) mizayawa◎lit.tamagawa.ac.jp(◎をアットマークにかえてください。) |
オフィスアワー |
金曜 船橋 13:00 ~ 14:00 5号館1階講師室
|
学生への メッセージ |
ドイツ語を使って広い視野を持てるようにしませんか。日本語だけでネット検索やyoutube閲覧する習慣はやめてドイツ語版でも調べてみましょう。そういう機会をこの授業はつくります。ドイツ語がわかるだけではなく使える自分になりませんか。 |