2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 哲学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 本間 直人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | R23Q |
クラス |
概要
学修到達目標 | 困難な状況に直面した時、いかに対処すべきかを、真剣に考えたことがある人もいることでしょう。その時、すでにその人は、哲学的問いを発しているのです。そう考えてみれば、我々の人生に、なぜ哲学が必要なのかも理解できるはずです。この講義では、「哲学的精神」、「科学と哲学」、「実践と哲学」、「宗教と哲学」、「哲学の立場」、「哲学への道」などについて考えてゆきます。自ら「哲学する」ことによって思考は磨かれ、そこから新たな自分を発見 するのです。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと板書を中心とした講義形式で行う。 |
履修条件 | 選択 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目 総合教育科目、両コース共通 |
授業計画
第1回 | 授業計画、成績評価の説明 哲学を学ぶことの意義について |
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第2回 | 1.哲学的精神 (1)「哲学的精神」とは何か。又、自ら「哲学する」ことの意味について考える |
第3回 | (2)愛知としての哲学(知を愛するとはいかなることか、真の愛知者とはいかなる人か) |
第4回 | (3)哲学への動機(驚異、懐疑、批判、危機意識、自覚、反省批判) |
第5回 | 2.科学と哲学 (1)科学を成立させる二大支柱(実証性、合理性)について |
第6回 | (2)科学的知識の特質と限界について |
第7回 | (3)科学哲学 「知識哲学」と「科学哲学」の成立を哲学史から考える |
第8回 | 3.実践と哲学 (1)行為実践(自由な建設的活動)について |
第9回 | (2)困難な状況に直面した時、人間はいかに対処し、いかに実践すべきであるか |
第10回 | (3)実践哲学(道徳哲学)の成立を哲学史から考える |
第11回 | 4.宗教と哲学 宗教哲学の2つの課題(宗教本質論と宗教真理論)について |
第12回 | 5.哲学の立場 観念論、唯物論、存在論について |
第13回 | 6.哲学への道―哲学の方法― (1)自覚―直観―論理 |
第14回 | (2)西洋哲学史、インド哲学史、中国哲学史 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
片山正直、他 『哲学への道』 和広出版 1976年 第一版
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参考書 |
授業中に紹介します。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(70%)、小テスト、学習態度(30%)による総合評価 |
質問への対応 | 火曜3、4、5時限に出講します。教室又は講師室にて受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示します。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
自分はなぜ生きているのか。自分は一体何者か。よりよい人生とは何か。このようなことを自らに問いかけたことがある人はいませんか。そこから、既に哲学の道は始まっているのです。共に哲学の道を歩む皆さんの、積極的な受講を期待します。 |