2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
総合講座
比較文化論 ― 東洋と西洋
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中川・周 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | R24J |
クラス |
概要
学修到達目標 | さまざまな分野、さまざまなレベルでの人やモノの交流が活発化するなか、文化の相異に起因する摩擦や衝突も多発している。本講座では、人間にとって文化とは何かを考え、異文化を理解する試みを通して自らの文化への認識を深めていく。 |
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授業形態及び 授業方法 |
グループワーク室(1221)室にて、担当4名による連続講義形式で進める。 |
履修条件 | 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目。 持前の好奇心が不可欠。特定の予備知識は前提としない。 |
授業計画
第1回 | 比較文化とはなにか? ・総合講座の進め方 ・課題提出について |
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第2回 | 概論 ドイツとドイツ文化 ・文化とは ・コンテクスト ・ドイツの位置 ・EU |
第3回 | 概論 中国と中国文化 ・中国の特色をもっている社会主義国家とは何か 中国文化の多様化 |
第4回 | 概論 人種・民族からみるアメリカ ・アメリカ人とは何か ・文化多元主義 |
第5回 | ドイツの宗教について ・創世記と古事記 ・一神教と多神教 |
第6回 | 中国の宗教について ・無神論者が多い国 ・五大宗教 ・宗教政策 |
第7回 | アメリカの宗教 ・「神の国」アメリカの宗教的伝統と特徴 |
第8回 | ドイツの食文化について ・ビール ・パン ・ジャガイモ ・歴史的背景 |
第9回 | 中国の食文化 ・食文化とは ・四つの食文化圏 ・薬膳の浸透 |
第10回 | アメリカの食文化 ・「多民族国家」における食文化の形成 |
第11回 | レポートの書き方について ・レポートの書き方 ・注意点 |
第12回 | ドイツの教育制度について ・ドイツの教育制度の特徴 ・EUのなかのドイツ |
第13回 | 中国の教育制度 ・教育制度の特徴 ・教育の問題点 ・希望プログラム |
第14回 | アメリカの教育制度 ・多様な教育制度と文化的背景 |
第15回 | 質疑応答 ・比較文化とは |
その他
教科書 |
必要に応じて資料を配付する。
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参考書 |
参考図書は講義の中で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート80%、出席確認を兼ねるリアクション・ペーパーの提出20%として総合評価する。 ただし5回以上欠席した場合は単位を認めない。 |
質問への対応 | 適宜講義の中で質問を受け付ける。またメールによる質問も可能。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎5号館4階541室(中川、周) 船橋校舎5号館4階543-C室または3階531室(中村) 船橋校舎5号館4階543-B室(内堀) メール:nakagawa@penta.ge.cst.nihon-u.ac.jp (中川) zhou@penta.ge.cst.nihon-u.ac.jp (周) nakamura.fuminori@nihon-u.ac.jp (中村) uchibori.naoko@nihon-u.ac.jp (内堀) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 09:30 ~ 10:30 5号館4階541室 担当:中川
火曜 船橋 14:00 ~ 15:00 5号館4階541室 担当:周
木曜 船橋 11:00 ~ 12:00 5号館4階543-B室 担当:内堀
金曜 船橋 12:10 ~ 13:10 5号館4階543-C室または3階531室 担当:中村
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学生への メッセージ |
異文化を理解することは、自らの文化を理解することに通じ、さらに自分自身をも見つめ直すことになります。ぜひ熱意を持って積極的に取り組んでください。 |