2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
地理学
―自然と人間のかかわり―
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柴原 俊昭 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S23K |
クラス |
概要
学修到達目標 | 地理学は自然と人間の関係を探求する学問である。人間は自然の土地や資源を活用し生活を 営んできた。これからの人間社会のあり方を考える場合、自然と人間の両科学の知識と、土地に刻まれた歴史の理解が必要である。この授業では、人間の自然への働きかけの歴史や、もっとも人口が集中し、人工改変が行われている都市に視点を当て、自然と人間の関わりについて考えていく。 本科目は社会交通工学科の学習・教育目標のうち、C「専門基礎学力」の達成に重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で行う。 |
履修条件 | 基礎教育科目(社会交通工学科のマネジメントコース) サブメジャー「文化教養」コースの科目です。 選択 |
授業計画
第1回 | 地理学とは何か。地理学の必要性。授業内容と成績評価など |
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第2回 | 現代社会の成り立ち:現代にいたるまでの人間社会の変革期を気候変化との関係 |
第3回 | 日本の国土利用の歴史(1):縄文・弥生時代の自然環境と土地の利用 |
第4回 | 日本の国土利用の歴史(2):古代から現代におたる土地利用の変遷 |
第5回 | 都市化と自然(1):江戸の開発と都市化 |
第6回 | 都市化と自然(2):明治以後の開発と都市化 |
第7回 | 人口の偏在性:高度経済成長期の人口移動と都市化 |
第8回 | 都市問題(1):土地問題・交通問題など |
第9回 | 都市問題(2):労働問題・病理問題など |
第10回 | 都市の自然環境:都市の大気環境・水文環境など |
第11回 | 都市の人間環境:自然の減少による代償行動および行楽地の拡大 |
第12回 | 都市景観:日本の都市景観とヨーロッパの都市景観の比較 |
第13回 | 都市の緑地のあり方:緑地の効果・効用 |
第14回 | 自然と文化:日本とヨーロッパの自然に対する相違点 |
第15回 | 試験と解説 |
その他
教科書 |
教科書は使用しない。必要に応じてプリントを配布する。
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参考書 |
本間俊郎 『日本の国造りの仕組み』 山海堂 1998年 第初版
中越信和編著 『景観のグランドデザイン』 共立出版 1996年 第初版
半谷高久・松田雄孝編 『都市環境入門』 東海大学出版 1977年 第初版
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回出席することを前提に、試験と提出物で理解度と発展性について総合評価する。 ただし,出席が7割満たないものは採点の対象とならない。 |
質問への対応 | オフィスアワーで対応するが,授業終了後に教室でも質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 4号館442室 03-3259-0956 船橋校舎 8号館842室 047-469-5227 メールアドレス shiba@geo.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:30 ~ 16:30 8号館4階842室 担当:柴原(前期)(後期)
木曜 船橋 15:30 ~ 16:30 8号館4階842室 担当:柴原(前期)
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学生への メッセージ |
人間生活の背後にある自然に目を向け、世界的視野で日本や自分の生活を考えてほしい。 |