2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
日本語表現法
日本語の再確認(話す)(聞く)(書く)(読む)ことの意義を考える。
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 市川 浩昭 | 履修期 | 前期 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T11G T11S |
クラス |
概要
学修到達目標 | 日常当たり前に使っている言葉である日本語というものを改めて再確認していくことが本講座の目的である。そこで日本語の基本的な力である(話す)(聞く)(読む)(書く)という基礎的な行為を通じて、当たり前に使用している日本語というツール(道具)の使い方を理解してもらう。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義および各回に設定する作業を通じて日本語に対する理解を深めてもらう。 |
履修条件 | 特にはないが、毎回の作業や課題に対して真摯に向き合ってほしい。 社会コミュニケーションサブメジャー設置科目。 出席を重視する。講義全体の実時間数の三分の二以上の出席を求める。 |
授業計画
第1回 | 本講座の進め方、並びに講座の目的や評価方法について詳しく話す予定である。受講希望者は必ず出席をすること。 |
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第2回 | 日本語の表現ー「言葉」とは何か。話すことと書くこと。世界を分節する言葉。 |
第3回 | 日本語の表現ー「文字」とは何か。日本語の表現手段とは何か。漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字。 |
第4回 | 読むことの意義、話すことの意義。「表現」とは何か。-コミュニケーションツールとしての日本語ー。 |
第5回 | 話し言葉と書き言葉。井上ひさし作「国語元年」を見て、標準語・方言について考える。 |
第6回 | 話し言葉と書き言葉。井上ひさし作「国語元年」を見て、標準語・方言について考える。 |
第7回 | 話し言葉と書き言葉の二つを使い分ける。 |
第8回 | 話し言葉と書き言葉の二つを使い分ける。 |
第9回 | 読むことの意義1。小説文を読みかつ映像作品を鑑賞しながら、内容を読み解く力を養う。宮崎駿と堀辰雄の「風立ちぬ」を読む。 |
第10回 | 読むことの意義2。小説文を読みかつ映像を鑑賞しながら、内容の主題を把握する力を養う。。宮崎駿と堀辰雄の「風立ちぬ」を読む。 |
第11回 | 読むことの意義3。小説文を読みかつ映像作品を鑑賞しながら、作品を解析、言葉で説明するする力を養う。宮崎駿と堀辰雄の「風立ちぬ」を読む。 |
第12回 | 読むことの意義4。小説文を読みかつ映像作品を鑑賞しながら、作品を解析、言葉で説明するする力を養う。宮崎駿と堀辰雄の「風立ちぬ」を読む。 |
第13回 | 報道文・記事文などについてその特徴を捉える。新聞の読み方について。文章の構成力を身に着ける1。 |
第14回 | 報道文・記事文などについてその特徴を捉える。新聞の読み方について。文章の構成力を身に着ける2。 |
第15回 | 平常試験及びその解説。 |
その他
教科書 |
小野末夫 『日本語の表現ー日本語表現の「基礎と応用」学習ノート』 冬至書房
堀辰雄 『「風立ちぬ/菜穂子」(小学館文庫)』 小学館
上記テキストは授業において必ず使用する。
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参考書 |
授業内で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)、提出物(20%)、リアクションペーパー・出席など平常点(20%)の総合判断。 |
質問への対応 | リアクションペーパーや講義終了後に受け付ける。出講日は月曜日午前は、駿河台校舎。水曜日午後は船橋校舎。後期のみ金曜午後に、船橋校舎。 |
研究室又は 連絡先 |
授業内で指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
日本語の基本を総合的に把握するための講座です。日本語で話す、聞く、読む、書くことを改めてとらえなおし、よりよい社会人になるための基盤をここで身につけてほしいと思います。 |