2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 法学 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高梨 俊一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T12K |
クラス |
概要
学修到達目標 | 人間が社会生活を営む以上、そのルールである法は必要不可欠である。本講義では人間生活の基礎となる法律について、日常の市民生活に必要な最低限の知識を示すとともに、法的な思考方法の基礎を紹介したい。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
講義形式で授業をおこなう。科目担当者の講義内容や板書をしっかりノートに取る習慣を身につけてほしい。また、新聞等で報道される様々な事件の法律的な側面に注意を払うことも、法学的な考え方を身近なものとするためには有効だろう。 |
履修条件 | 環境ライフサブメジャー・コース設置科目。 |
授業計画
第1回 | 法とは何か? 人間社会の法と自然の法則との相違、法的判断の基本。 |
---|---|
第2回 | 法と他の社会規範 法と道徳・慣習・宗教の関係などを講義する。 |
第3回 | 法の強制力 法の実行力について説明する。 法の解釈と適用、行為規範としての法と裁判規範としての法について講義する。 |
第4回 | 法の体系・法源 制定法と判例法、慣習法などを説明する。 制定法の体系 憲法・条約・法律・命令などの区分を説明する。 |
第5回 | 民法Ⅰ 民法の基本原則と人・物・時間など民法の基本的な概念について説明する。 また、取引と契約について説明する。 |
第6回 | 民法Ⅱ 不法行為 交通事故を中心に説明する。 消費者保護に関する法律について説明する(特に製造物責任法を中心に)。 |
第7回 | 民法Ⅲ 家族制度 結婚・離婚および夫婦制度について説明する。 |
第8回 | 民法Ⅳ 家族制度 親子について説明する。 また、遺産の相続と遺言について説明する。 |
第9回 | 企業と法 株式会社の存在理由とその仕組みについて説明する。 |
第10回 | 労働法 労働者の保護の必要性、労働基準法・労働組合法などについて説明する。 |
第11回 | 知的所有権と法 特許権・著作権等について説明する。 |
第12回 | 刑法Ⅰ 犯罪の成立条件 罪刑法定主義と犯罪が成立するために必要な条件について説明する。 |
第13回 | 刑法Ⅱ 刑罰の意義と目的 犯罪を処罰する意義について様々な考え方を紹介する。 |
第14回 | 訴訟法 我が国の裁判制度を概観し、刑事訴訟と民事訴訟の基本的な特徴について説明する。 |
第15回 | 平常試験および解説 |
その他
教科書 |
講義開始時に別途指示する
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験による |
質問への対応 | 授業時あるいは下記に |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 三号館 332A号室(社会系研究室) 船橋校舎 五号館 542号室(社会系研究室) e-mail tax@penta.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 13:00 ~ 16:20
水曜 船橋 16:40 ~ 17:30
金曜 船橋 15:00 ~ 16:20
|
学生への メッセージ |