2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 経済学の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 鈴木 明 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T41B T42B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 本講義ではマクロ経済学およびミクロ経済学の初歩を学ぶ.それによって経済学の基本的な 考え方を知るとともに現実の経済を見る上で最低限必要な知識を得ることを目指す.さらにこの知識を用いて各自が積極的に経済情報に接するようになることを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で授業を進めるが,必要に応じて小テストを行う他,官庁の統計 資料を調べるなどの課題を課し,受講生にも積極的に授業に参加してもらう. |
履修条件 | 選択 文化教養サブメジャー・コース設置科目 教養教育科目 |
授業計画
第1回 | 経済学の概要と本講義の範囲 (1)経済学の概要の説明 (2)本講義の内容 (3)成績評価の説明 |
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第2回 | 序論 (1)経済の概念 (2)経済活動の3主体 (3)生産要素とその報酬 (4)財の分類 |
第3回 | 序論 (1)日本経済の現況 (2)統計数字から見た日本経済① |
第4回 | 序論 (1)国民経済の循環 (2)統計数字から見た日本経済② |
第5回 | マクロ経済学 (1)経済規模の概念 (2)様々な経済規模 1 |
第6回 | マクロ経済学 (1))様々な経済規模 2 (2)経済規模の3面等価 |
第7回 | マクロ経済学 (1)経済学における需要と供給 (2)需要項目の分類 (3)消費需要 (4)投資需要 |
第8回 | マクロ経済学 (1)民間需要と均衡国民所得の決定 (2)政府支出と均衡国民所得の決定 |
第9回 | マクロ経済学 (1)国外需要と均衡国民所得の決定 (2)完全雇用国民所得 |
第10回 | ミクロ経済学 (1)需要曲線 (2)需要曲線のシフト |
第11回 | ミクロ経済学 (1)供給曲線 (2)供給曲線のシフト |
第12回 | ミクロ経済学 (1)均衡価格の決定 (2)需要曲線のシフトと均衡価格の変化 (3)供給曲線のシフトと均衡価格の変化 |
第13回 | ミクロ経済学 (1)消費者余剰 (2)生産者余剰 (3)総余剰 (4)資源配分の効率性と市場の役割 |
第14回 | ミクロ経済学 (1)市場の失敗の概要 (2)外部効果の問題 (3)公共財供給の問題 |
第15回 | 平常試験及びその解説 授業の理解度を確認するための試験とその説明 |
その他
教科書 |
使用しない
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参考書 |
藪下史郎他編 『入門・経済学(第3版)』 有斐閣 2013年 第3版
西村和雄著 『ミクロ経済学入門』 岩波書店 1995年 第2版
中谷巌著 『入門マクロ経済学』 日本評論社 2007年 第5版
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成績評価の方法 及び基準 |
出席を毎回取る.また授業中に小テストを数回行う.成績は第15回目実施の平常試験を70%,平常点(小テスト等)を30%としてつける.なお平常試験は参考書,ノート,電卓等の持ち込みは一切不可とする. |
質問への対応 | 授業中,オフィスアワー時に対応 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎3号館3階332A室,船橋校舎5号館4階542室 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 16:40 ~ 18:10 船橋校舎5号館4階542室
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 駿河台校舎3号館3階332A室
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学生への メッセージ |
上述のように本講義では受講生にさまざまな課題を課す.したがって自分で勉強する意欲がないと単位取得は難しい.やる気のある受講生を望む. |