2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 線形代数学Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 多田 秀樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T52D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 自然科学や工学にける基礎知識として必要不可欠な線形代数(行列、行列式や線形空間)について学ぶ。多くの具体的な計算例を通して概念の定着をはかる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書形式の講義を中心とする。適宜演習も行う。 |
履修条件 | 特になし。 |
授業計画
第1回 | 教科書、参考書、単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認をする。 |
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第2回 | 平面ベクトルとその演算: 平面ベクトルの概念を理解し、さらにその演算(和,差,スカラー倍)を習得する。 |
第3回 | 平面ベクトルの成分および内積: 成分を用いたベクトルの演算を習得し、内積の概念を理解する。 |
第4回 | 平面ベクトルの平行,垂直,図形への応用: ベクトルが平行,垂直となる条件を学び、図形への応用を図る。 |
第5回 | 空間ベクトルと内積: 空間ベクトルの概念を理解し,さらにその演算(和,差,スカラー倍,内積)を習得する。 |
第6回 | 直線,平面,球の方程式: 空間内の直線,平面、球の方程式を理解する。 |
第7回 | ベクトルの線形独立,線形従属: ベクトルの線形独立,線形従属について理解する。 |
第8回 | 行列の定義と演算(その1): 行列の概念を理解し,さらにその演算(和,差,スカラー倍)を習得する。 |
第9回 | 行列の定義と演算(その2): 行列の演算,特に積について習得する。 |
第10回 | 転置行列、逆行列: 転置行列および逆行列とは何か理解する。2次の正方行列の逆行列の公式を身につける。 |
第11回 | 連立1次方程式: 連立1次方程式とは何か理解する。 |
第12回 | 消去法: 連立1次方程式の解法である消去法を身につける。 |
第13回 | 逆行列と連立1次方程式: 消去法を応用して3次以上の正方行列の逆行列の求め方を身につける。 |
第14回 | 行列式: 2次および3次の正方行列の行列式をサラスの公式で求められるようにする。 |
第15回 | 平常試験及びその解説をし全体のまとめと重要事項の再確認を行う. |
その他
教科書 |
高遠節夫他著 『新線形代数』 大日本図書
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験50%と小テスト・課題提出の結果及びレポートなどの平常点50%を用いて評価する。 |
質問への対応 | 講義時間の前後で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業時に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
熱意を持って取り組むことを期待する. |