2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 社会学の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大澤 秀男 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 金曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T54A T55E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 社会学とは、社会と人間、人間と人間の関係性を客観的、体系的に探究、解読する学問であ る。また、社会学的に思考するということは、社会と人間(自己を含む)との関係性について、複眼的かつ自省的に再認識し続けることである。本講義は、教養の社会学の立場から社会学がこれまで蓄積してきた基本的知識と方法の解説を通して、現代社会と人間および自己への社会学的アプローチの習得を目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で行う。必要に応じ参考資料を配布する。 講義内容について感想、意見、提案を各自がノートに「反応欄」を設けメモする。メモは配布用紙に整理し、小リポートとして提出する。 |
履修条件 | 選択 文化教養サブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 社会学という学問の特性 社会と個人の発見/社会学の誕生/自己認識としての学問 |
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第2回 | 社会学の方法 社会学の対象/学問における研究方法の違い/経験科学的方法/ |
第3回 | 解釈的方法/データの収集方法/社会学的分析・説明の具体例 |
第4回 | 社会学的思考 社会学の視点/対象化・相対化/総合的認識/社会学的想像力 |
第5回 | 社会の構図 1 文化と行為/行為と規範/慣習・道徳・法律・伝統/社会秩序 |
第6回 | 2 社会を感ずる=行為/役割・らしさ/行動様式としての社会 |
第7回 | 社会の構造 1 社会的行為・意味的行為/社会関係/社会集団 |
第8回 | 2 社会制度/社会体系/社会の範囲と規模 |
第9回 | 社会の変動 1 変動要因/近代化/情報化/国際化 |
第10回 | 2 グローバリゼーション/社会と文化の相克 |
第11回 | 社会的生き物としての人間 1 生物的存在/社会化・社会統制/社会的存在 |
第12回 | 2 セックス/ジェンダー/セクシュアリティ |
第13回 | 3 パーソナリティ/自我の構造/アイデンティティ |
第14回 | 4 社会心理/社会意識/社会的性格/自己・他者・社会の相関性 |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
随時紹介
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成績評価の方法 及び基準 |
筆記試験・・・70点、 小リポート(講義内容に対する反応、感想・意見)・・・30点 |
質問への対応 | 随時対応 |
研究室又は 連絡先 |
講師室 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
自己と他者を対象化し、思いやりを持って厳しく見つめてみようとする勇気のある学生諸氏 の受講を望みます。 |