2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語初級Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 石山 晃一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T62E |
クラス |
概要
学修到達目標 | しっかりとした文法知識の習得。しかしそれ以前にまずドイツ語そのものを好きになってもらいたい。そうなれば学習の苦労もなくなり、自然と勉強意欲も湧いてくるはず。一年間の授業を終えた時に、どれだけ文法を頭につめこんだかよりも、ドイツ語っておもしろかったと思ってくれるように望むし、私もそのために努力する。同じテキストの後半を使用し、更にドイツ語力に力をつけてゆきたい。 なお、あまり文法にかたより過ぎないように、「これは何ですか?これは一輪の花です。」といった対話形式の会話文も織り込んでゆきたい。 |
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授業形態及び 授業方法 |
あまり予習を義務付けたりしたくないのは、毎回毎回その場その時の授業を大切にしてゆきたいからである。でもCDはできる限り繰り返し聴くこと。授業の方法もその場その場で辞書を使って問題をやってもらうことになると思う。集中をきらさず、明るく楽しい環境の中で授業を進めてゆきたい。ともかくテストの点数だけでなく一回一回の授業を大切にしたいので出席に心掛けること。なお、前期・後期の区別はあるが、同じテキストを年間を通して使用してゆくので、学習希望者には、できる限り通年のつもりで出席してくれることを望む。 |
履修条件 | すでにドイツ語初級Ⅰを履修済みであること。一緒に学ぶことが大切なので、5回欠席した学生には単位は出せない。 ドイツ語文法Ⅰ・Ⅱをすでに履修してあるとなお望ましい。 |
授業計画
第1回 | 前期での学習内容の復習 |
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第2回 | 形容詞の格変化(1):形容詞にも語尾が付くので注意!「アイネ・クライネ・ナハトムズィーク」っていうモーツァルトの曲知っていますか? |
第3回 | 形容詞の格変化(2):さまざまな形容詞。例えば「新しい」はノイ、「黒い」はシュバルツ。そんな形容詞を使って「新しい車」「黒猫」などと言ってみよう。 |
第4回 | 分離動詞:ドイツ語には分離して使う不思議な動詞がある。他の言語にはないので理解しづらいかも知れないが、うまく説明してゆくので心配しなくてよい。 |
第5回 | 非分離動詞:分離しない前つづり。今度は分離しない動詞をもうひとつ。 |
第6回 | 話法の助動詞:「~できる」や「~しなければならない」など:「ぼくは少しだけど、ドイツ語を話すことができるんだ!」 |
第7回 | 話法の助動詞:さらに「~したい」、「~かもしれない」なども使って、より生き生きとした表現を学ぶ。「ぼくは君と一緒に暮らしたい」 |
第8回 | 接続詞:「もしも~なら」「~ということ」「というのも~だから」を使って主文+副文のコンビネーションをつくってみよう。「もしもその人と暮らすことができたなら、私は幸せです」 |
第9回 | 動詞の3基本形(1):過去形による表現。「昔々あるところに一人の女の子がいました。 その子はいつも頭に赤いずきんをかぶっていたので…」。過去形を知らないと物語は読めません。 |
第10回 | 動詞の3基本形(2):過去分詞を使って現在完了形。「昨日、なにをした? 私は母に花をプレゼントしました。」 |
第11回 | 受動態:werden+過去分詞。「私はあなたを愛しています」から「あなたは私から~」「人間は地球の環境を破壊している」から「人間によって~」へと態の変換 |
第12回 | 未来形:werdenのもう一つの用法。「間もなく新しい時代がやってくるだろう」 |
第13回 | 関係代名詞を使った関係文の作り方:「私は今、私の愛している人と一緒に暮らしています」 |
第14回 | 平常試験の範囲の説明と第5課~第8課までの復習 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
小野寿美子 『ブーメラン・エルエー』 朝日出版社 2015年 第1版
必ず全員購入すること
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参考書 |
あるといいが、辞書さえあれば十分。ただし『アクセス』や『クラウン』、『アポロン』などが新しくて使い易い辞書だと思う。ドイツ語検定試験にチャレンジして見たいという学生には『独検合格らくらく30日 CD付き』(郁文堂)や『新独験4級合格講座 入門ドイツ語 ステップ・イン』(三修社)などがある。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の成績60点以上を合格ラインとする。 半期で5回以上欠席した場合は単位を認めない。 ドイツ語検定試験合格の場合には一定の考慮をする。 |
質問への対応 | 授業中は勿論、その前後にできる限り対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
講師室にて12:40~13:10頃まで |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
ドイツ語を学ぶという気持ちよりもドイツ語の世界を楽しむという気軽さで。 |