2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)教育原論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柴山 英樹 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 水曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X25A X35B |
クラス |
概要
学修到達目標 | ・教育の意義、教育の目的について理解する。 ・教育の思想と歴史的変遷について学び、教育の基礎的理念について説明することができるようになる。 ・諸外国の教育制度や新たな取り組みを参照しながら、教育の現状と課題について理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は基本的には講義の形態で行なうが、グループワークやグループディスカッション等を取り入れるので、積極的に参加することを望む。また、リアクション・ペーパーも活用する。 |
履修条件 | 教員の免許状取得のための必修科目 |
授業計画
第1回 | 「教育原論」学習の目的と授業計画:自分の育ちを振り返り、「教育とは何か」を考える |
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第2回 | 教育の意義と目的:教育の目的、人間とは何か |
第3回 | 発達と教育:野生児の物語、発達に関する諸理論 |
第4回 | 教育と社会:共同体の人間形成、学校教育・家庭教育・社会教育 |
第5回 | 教育と権利:日本国憲法、教育基本法、子どもの権利条約 |
第6回 | 学校と教育:近代学校以前の学校、近代学校の性格 |
第7回 | 日本の教育の歴史:学制から戦後の教育史まで |
第8回 | 諸外国の教育思想史(1):コメニウス、ロック、ルソー、ペスタロッチ |
第9回 | 諸外国の教育思想史(2):フレーベル、ヘルバルト、デューイなど |
第10回 | 日本の教育制度:学校制度、教育行政 |
第11回 | 欧米の教育制度:アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス |
第12回 | 青年期と教育:青年期の課題、青年の自立と社会参加 |
第13回 | これからの教育課題(1):多文化社会と教育、異文化理解 |
第14回 | これからの教育課題(2)・持続可能な社会と教育、ESDの取り組み |
第15回 | 補足と総括 |
その他
教科書 |
特に指定しない。毎回、資料を配布し、これをもとに授業を行う。
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参考書 |
田嶋一他 『新版 やさしい教育原理』 有斐閣 2007年
松島鈞・志村鏡一郎・福田弘 監修 『現代学校教育論』 日本文化科学社 2009年
五島敦子/関口知子編 『未来をつくる教育ESD―持続可能な多文化社会をめざして』 明石書店 2010年
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成績評価の方法 及び基準 |
評価の基準:教育の理念、教育に関する歴史・思想などの基本的な内容に関する理解を定期試験で評価するが、学習に臨む態度なども併せて総合的に評価する。 評価の割合:定期試験(80%)、学習への取り組み(20%) |
質問への対応 | 講義後などに質問してください。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:525B研究室 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 14:00 ~ 16:00
水曜 船橋 14:00 ~ 16:00
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学生への メッセージ |
教職に対する熱意と使命感および責任感を持って、授業に臨んでください。 |