2015年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)生涯学習概論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 知野 泰明 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X26B |
クラス |
概要
学修到達目標 | この授業では、生涯学習が提唱された背景、生涯学習の動向、生涯学習に関する法令、制度、行政組織について学ぶ。さらに社会教育施設の中から博物館、特に大学博物館に焦点を当て、生涯学習と高等教育の接点として、生涯学習を保証するシステムとしての大学博物館の可能性について考察する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
生涯学習が求められる背景、日本及び諸外国における理念の展開、わが国における生涯学習法令、制度、行政、生涯学習の課題、大学博物館や海外の事例については講義形式で授業を進める。社会教育施設については各自が1館を選び、その調査レポートを作成し提出する。講義ではパワーポイント、映像資料を活用する。 |
履修条件 | 学芸員の資格取得に必要である。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方と評価について |
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第2回 | 生涯学習とは何か―生涯学習が求められる背景 ラングランの提唱・生涯教育から生涯学習への移行 |
第3回 | 生涯学習の動向1(海外) ユネスコ・OECD等 |
第4回 | 生涯学習の動向2(国内) 各種教育審議会答申・各種生涯学習審議会答申等 |
第5回 | 社会教育とは何か 今なぜ社会教育が必要とされているのか・社会教育の法令 |
第6回 | 社会教育行政 自治体の社会教育行財政システムを理解する |
第7回 | 社会教育施設について(公民館・博物館・図書館・青年の家・婦人の家) 施設見学レポート課題の発表 |
第8回 | 事例研究1 博物館に見る学芸員の役割 |
第9回 | 事例研究2 美術館に見る学芸員の役割 |
第10回 | 大学博物館の機能と特性 大学博物館とは何か、その機能と特性について理解する |
第11回 | 大学博物館の現状と問題点 大学博物館の問題点を確認し、その法的、組織的、経済的背景を探る |
第12回 | 大学博物館の事例研究―教育活動に焦点を当てて わが国の大学博物館の教育活動を比較検討する |
第13回 | 生涯学習の評価・問題点・海外の生涯学習 わが国の生涯学習のあり方を探り、欧米の生涯学習を紹介する |
第14回 | まとめ いままでの講義内容を復習する |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
授業内で指示する。レジュメや資料を配布する。
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参考書 |
授業内で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
施設見学レポート及び平常試験の成績で評価する(配分はレポート40%、試験60% )。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
初回の授業で指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
受講者の意見・ニーズに出来る限り応えたいため、シラバスは変更することがある。 学んでいる人の権利を守るため、私語その他迷惑行為は厳禁とする。 |