2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
教)教育の社会学
教育をめぐる調査資料や言説をデータや根拠に基づいて分析する
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 黒田 友紀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X45A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 学校教育で学ぶということは、どのような意味を持ち、どのような機能を持っているのかを理解し、教育という営みを見つめ直すことを目的とする。その際、各種調査や数値を読み解き、根拠に基づいて教育の事象を議論し、分析できるようになりたい。また、教師や学校を取り巻く現代的な課題を、社会の関わりやシステムのなかで理解し、受講者自身の教師像・教育観を深めることを目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は、講義を主とするが、小レポートの作成や、授業内での活動・意見交換等のグループワークも設ける予定であるため、積極的に参加することを望む。 |
履修条件 | ・現代教職論を修得していることが望ましい。 ・教職に就く意欲と教育問題に対する関心を持っていること。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、教育の社会学とは何か? |
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第2回 | 教育に関するデータ資料を読む(1)数値で見る教育事象 |
第3回 | 教育に関するデータ資料を読む(2)教育に関するデータを読み解く |
第4回 | 教育の調査と分析:量的調査の特徴と質的調査の特徴 |
第5回 | 学校教育制度の特徴と機能 (1)学校で学ぶとはどういうことを意味するか? 学校の機能 |
第6回 | 学校教育制度の特徴と機能 (2)学校・教師文化の特徴 |
第7回 | 学校教育制度の特徴と機能 (3)学校教育とジェンダー |
第8回 | 学校教育制度の特徴と機能 (4)学歴社会とメリトクラシー |
第9回 | 学校と教師 (1)教師の仕事と役割 |
第10回 | 学校と教師 (2)多忙化とバーンアウト |
第11回 | 教育問題 (1)不登校・いじめ・非行の問題 |
第12回 | 教育問題 (2)学校教育と階層問題 ペアレントクラシー、格差 |
第13回 | 教育問題 (3)格差是正のための学校改革 テスト政策は格差を是正するか |
第14回 | 授業内試験 |
第15回 | まとめ |
その他
教科書 |
授業では毎回ハンドアウトを配布する。
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参考書 |
授業内で指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み/リフレクション・ペーパー(30%)、小レポートなどの課題(20%)、最終試験(50%)で総合的に評価する。やむをえない事情により欠席する場合は、欠席届を必ず提出すること。欠席が3分の1以上の場合は、単位は原則として認めない。 |
質問への対応 | オフィスアワーあるいはメールにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業内で指示する。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 14:30 ~ 16:00 教職課程室
木曜 船橋 12:20 ~ 13:30 5号館525A研究室
土曜 駿河台 11:30 ~ 13:00 教職課程室
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学生への メッセージ |
・受講者のニーズや学習状況に応じてシラバスは変更することがある。 ・学んでいる人の権利を保障するため、私語およびその他の迷惑行為は禁止する。 |