教）工業科教育法Ⅰ (X46B)

学修到達目標	教員免許「工業」を取得するための科目です。高等学校学習指導要領解説工業編に従い、「工業」の意義、指導内容、内容の取り扱い、教材選定、教科指導法について研究を進める。「工業」教科指導に関する指導法の理解、実践的な指導法を身につける。
授業形態及び授業方法	講義を基本とする。「工業」に関する基礎・基本の理解、授業改善に向けた演習を行う。実験・実習の進め方、その指導内容を解析する。
履修条件	教員免許「工業」取得を目指しており、専門分野や教職科目を履修し、工業分野の基礎・基本を身につけていること。

第1回	教育基本法、学習指導要領「工業」の指導内容、内容の取り扱いを研究する。
第2回	「工業」教科指導の特質、将来のスペシャリスト育成に求められる専門性を分析する。
第3回	伝統技術や技術発展の変遷、工業教育の在り方を解析する。
第4回	ものづくりの基礎となる実践的な指導法や学習展開法を研究する。
第5回	工業原則履修科目「工業技術基礎」「課題研究」の指導内容と内容の取り扱いを調査する。
第6回	「工業」基礎科目の指導内容と科目構成を解析する。
第7回	「工業」科目群の学習内容と内容の取り扱いを調査する。
第8回	「工業」教育課程の編成と年間指導計画の立案、授業計画の視点を示す。
第9回	科学的の原理・原則を取り入れた授業展開の教材作成、指導法の検討を行う。
第10回	情報社会における工業教育の在り方、今後の「工業」指導の教育評価を分析する。
第11回	「工業」授業実践に向けた指導案の作成、教育効果を高める指導方法を検証する。
第12回	「課題研究」に関する学習指導案を作成する。
第13回	模擬授業、指導案の改善を行う。
第14回	工業人材としての規範意識、安全衛生教育を進める指導法を研究する。
第15回	平常試験。「工業」教育の意義や役割をまとめる。

教科書	文部科学省『高等学校学習指導要領解説「工業」編』実教出版２０１０年
参考書	授業内で推薦図書、参考図書を紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常試験（６０％）、指定課題レポート（２０％）、指導案の提出（２０％）とする。指定課題レポートの提出は授業中に指示する。
質問への対応	授業終了後、教室で行う。
研究室又は連絡先	masatoshi-ishizaka@silk.ocn.ne.jp
オフィスアワー
学生へのメッセージ

2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎