2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)工業科教育法Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
担当者 | 石坂 政俊 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X46C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 教員免許「工業」を取得するための科目です。「工業」指導内容、その取扱い、評価法を探求します。具体的な教材開発の視点、授業改善に関する調査研究を行い、「工業」教諭としての授業実践力を身につける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を基本とします。教師育成の視点から、指導課題に対する背景や要因については演習や討議を含めた授業展開となる。「工業」指導案作成、指導法、授業改善法を中心に授業を進める。 |
履修条件 | 高等学校教諭免許状「工業」取得を目指しており、教職関連科目の履修者とする。理工系の専門科目の教科内容を整理しまとめておく。 |
授業計画
第1回 | 教育基本法、学校教育法に示された工業教育の目的を調査する。 |
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第2回 | 学習指導要領に示されている工業科の目標、内容とその取扱いを研究する。 |
第3回 | 「工業」に関する教科指導法、授業の進め方、教材の取扱いを分析する。 |
第4回 | 実験・実習授業を進めるに当たっての指導の観点、配慮事項を研究する。 |
第5回 | 原則履修科目「工業技術基礎」、「課題研究」の目標と実践事例を研究する。 |
第6回 | 実習「ロボット工作」:市販の工作キットを用いて工作を行う。 |
第7回 | 教育課程の編成、年間授業計画、単元指導計画の構成と授業法を解析する。 |
第8回 | 「工業技術基礎」指導案の作成。指導の観点、作成に向けた配慮事項を研究する。 |
第9回 | 作成した指導案の検討。指導案を基にグループ討議を行い改善指導案を作成する。 |
第10回 | 演習:模擬授業を行い指導案の改善、教材の活用法、授業展開の工夫を研究する。 |
第11回 | 改善指導案についての評価、指導法の工夫、内容構成と取扱いを解析する。 |
第12回 | 教育現場での実践事例、研究資料・テキストの取扱いと教育的意義を研究する。 |
第13回 | 「工業」発展を図る創造力、起業に向けた実践力の育成の視点を研究する。 |
第14回 | 新たな時代を支える工業人材の育成を図る「工業」の在り方を研究する。 |
第15回 | 平常授業。「工業」教育の意義や役割、教科指導の特色をまとめる。 |
その他
教科書 |
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説「工業」編』 実教出版 2010年
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参考書 |
授業内で推薦図書、参考図書を紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)、指定課題レポート(20%)、指導案の提出(20%)とする。指定課題レポートの提出期限は授業中に指示をする。指導案等は回収をする。 |
質問への対応 | 授業終了後、教室で行う。 |
研究室又は 連絡先 |
masatoshi-ishizaka@silk.ocn.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |