2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)道徳教育の理論と方法 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 富岡 栄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X63C X64C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 主として中学校における道徳教育や道徳の時間で必要とする基礎的知識や指導法を修得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
前半は、講義形式を中心として、道徳教育に関する理論や歴史的背景、指導法などを解説する。後半については、学校における道徳の時間での実践指導を中心として、グループ学習や討論や模擬授業などを取り入れる。 |
履修条件 | 講義形式の授業でも一方的に説明するだけではなく、双方向の授業をするので主体的に取り組むこと。 |
授業計画
第1回 | 「道徳教育の理論と方法」 学習の目的と授業計画 道徳とは何かを考える |
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第2回 | 現代社会と道徳 道徳教育を担う教師の課題 |
第3回 | 学校教育における道徳教育の歴史(1) 教育勅語と修身科 |
第4回 | 学校教育における道徳教育の歴史(2) 特設道徳 |
第5回 | 道徳教育の本質と目標 道徳性とは何か |
第6回 | 学校教育における道徳教育の目標及びその意義 |
第7回 | 道徳教育の内容 自分、他者、自然・崇高、社会に関する哲学的・倫理的検討 |
第8回 | 学校における道徳教育の指導計画(1) 全体計画と年間指導計画 |
第9回 | 学校における道徳教育の指導計画(2) 学習指導案 |
第10回 | 道徳の時間の指導理論(1)資料論を中心に |
第11回 | 道徳の時間の指導理論(2)指導方法論を中心に |
第12回 | グループによる学習指導案の作成(1) 資料の選択 |
第13回 | グループによる学習指導案の作成(2) 学習指導案の作成 |
第14回 | グループによる学習指導案の検討 発表及び全体での協議 |
第15回 | 補足と総括 |
その他
教科書 |
文部科学省 『中学校学習指導要領解説 道徳編』 日本文教出版 2008年
文部科学省 『中学校道徳読み物資料集』 廣済堂あかつき 2012年
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参考書 |
田沼茂紀 『人間力を育む道徳教育の理論と方法』 北樹出版 2011年
吉澤良保 『新訂版 人間理解と道徳教育』 日本文教出版 2007年
吉澤良保 『生徒理解のための教育的行動学 生徒指導と道徳教育』 日本文教出版 2006年
横山利弘 『道徳教育とは何だろう』 廣済堂あかつき 2007年
横山利弘 『道徳教育、画餅からの脱却』 廣済堂あかつき 2007年
谷田増幸 『新 中学校指導案細案』 明治図書 2010年
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(50%)、レポート(20%)、授業参画度(30%)を総合的に評価する。評価基準の詳細は、授業時に説明する。 |
質問への対応 | 疑問に思ったことは授業の中で積極的に質問して欲しいし、授業後も教室にて質問を受け付ける。また、必要がある場合は授業の中で指示する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業時に伝える。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
平成31年度から道徳が教科(中学校 小学校30年度より)となり、ますます注目を集めている。教育の目的が「人格の完成」ならば、まさに、道徳は教育の中心的な存在である。本講座は道徳教育について学ぶとともに、自分の生き方についても、しっかりと考える時間にして欲しい。 |