2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 教）教育相談 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 伊藤 令枝 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y15C |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 学校における教育カウンセリングの基本を理解し、児童生徒に対して、そして、教育に対して真摯に向き合う姿勢を身に付ける。また、青少年を取り巻く様々な問題を理解し、学校教育の現状を考える。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
主に講義形式（必要に応じて資料を配布する）。 教育相談活動に関連するビデオを活用し、また、ワークショップ等も行う。 |
| 履修条件 | 「発達と学習」を受講済みであることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 教育相談へのアプローチ －学習の進め方、履修するうえでの心構えと注意点、教育のあり方 |
|---|---|
| 第2回 | 教育と教育相談（教育カウンセリング） －生徒指導と教育相談、カウンセリングの起源、教育相談活動の導入と模索 |
| 第3回 | 教育相談活動と児童生徒の理解(1) －教育相談の側面と活動内容、教師に求められる能力、心理検査、質問紙調査、観察法 |
| 第4回 | 教育相談活動と児童生徒の理解(2) －面接・面談による児童生徒理解、児童生徒の多面的理解、教師と児童生徒との相互作用 |
| 第5回 | カウンセリング・マインド(1) －クライエント中心療法の概要と基本的姿勢、カウンセリング・マインド |
| 第6回 | カウンセリング・マインド(2) －カウンセリング・マインドの活用と実践、共感的理解と受容的態度 |
| 第7回 | 連携と教育(1) －校務分掌、校内連携の必要性、チームによる支援、スクールカウンセラー制度 |
| 第8回 | 連携と教育(2) －外部機関（福祉関連、司法関連、医療関連）との連携、教師の役割と専門性 |
| 第9回 | 不登校 －不登校とその実態、不登校の背景とメカニズム、不登校対応のための視点 |
| 第10回 | いじめ －いじめの定義と特徴、ネットいじめ、いじめに対する基本的認識と早期対応 |
| 第11回 | 非行と暴力 －非行とその実態、現代の非行の特徴、学校での暴力行為、非行対応と外部連携 |
| 第12回 | 自殺と自傷行為 －追いつめられる青年の心理、リストカットなどの自傷行為のメカニズムと対応の原則 |
| 第13回 | 児童虐待 －児童虐待とその実態、児童虐待による影響、早期発見の意義と学校の役割 |
| 第14回 | 発達障害 －学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、広汎性発達障害、学校での指導と支援 |
| 第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
| 教科書 |
藤田主一・齋藤雅英・宇部弘子（編著） 『新 発達と教育の心理学』 福村出版 2013年
和田万紀（編） 『教育心理学』 Next教科書シリーズ 弘文堂 2014年
楠本恭久・藤田主一（編著） 『教師をめざす人のための教育カウンセリング（改訂版）』 日本文化科学社 2009年
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| 参考書 |
仙崎武・野々村新・渡辺三枝子・菊池武剋（編著） 『改訂 生徒指導・教育相談・進路指導』 田研出版 2012年
その他、授業中に適宜紹介する
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| 成績評価の方法 及び基準 |
レポートなどの平常点(約40%)と平常試験(約60%)による |
| 質問への対応 | 授業前後、オフィスアワー等に受け付ける |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎332A室、船橋校舎542B室 メールや電話等による問い合わせは一切不可 |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 14:00 ～ 16:00
火曜 船橋 17:00 ～ 19:00
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| 学生への メッセージ |
ただ単に授業を聞いてノートをとるのでなく、学校教育に関心を持ってほしい。また、自分自身と真摯に向き合い、周囲の人々に思いやりをもって接してほしい。 |