2015年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)博物館展示論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 佐藤(慎)・佐藤(清) | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 駿河台 | 時間割CD | X25F Y25F |
クラス |
概要
学修到達目標 | 博物館における展示という役割を考えるときに、展示される「展示品」をどのように鑑賞者に伝えるのか、その方法を学ぶことは重要である。そこで、ここでは展示の方法・形態などに関する理論、それらに関する知識・技術といった実践を習得することで、博物館の展示に関する基礎的能力を養う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を中心とする。 |
履修条件 | 特になし。 |
授業計画
第1回 | 博物館展示論について |
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第2回 | 展示の意義・目的 陳列と展示/コミュニケーションとしての展示 |
第3回 | 展示の歴史 第一世代の美術館/第二世代の美術館/第三世代の美術館/アートプロジェクト |
第4回 | 展示の方法・形態(1) 展示環境/事業マネージメント/展示構成 |
第5回 | 展示の方法・形態(2) 展示手法 |
第6回 | 展示の方法・形態(3) 総合博物館/歴史民族系博物館/考古学博物館/自然史系博物館/理工 系博物館/野外博物館/動物園 |
第7回 | 博物館建築 部門構成/展示室計画 |
第8回 | レポート課題のディスカッションと授業の解説 |
第9回 | 展示の実際(1) 展示資料によって異なる展示技法を、国内外の実例を基に学習する。 |
第10回 | 展示の実際(2) ベトナム「ミーソンサイト・ミュージアム」を事例に、展示制作の流れを理解する。 |
第11回 | 展示の実際(3) 展示の基本プランの表現方法・作業内容・工程など、具体的な活動を学習する。 |
第12回 | 展示の実際(4) 展示資料の名板・解説板・大型グラフィックまで、さまざまな展示事例を学習する。 |
第13回 | 展示の実際(5) 展示模型・ジオラマなどの展示演出・技法を、事例を基に学習する。 |
第14回 | 展示の実際(6) 展示設備としてのガラスケース・照明・映像機器など、事例を基に学習する。 |
第15回 | 展示の実際(7) 博物館の連携(他館・展示資料所蔵者・専門業者)活動と、展示のあゆみ。 |
その他
教科書 |
特に使用しない。
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参考書 |
講義時に随時紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート60%、授業内小レポート40% |
質問への対応 | 講義終了時に教室で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
佐藤慎也/研究室:駿河台校舎5号館8階586B室、メイル:satoh@arch.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 09:00 ~ 12:00 佐藤慎也/5号館8階586B室
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学生への メッセージ |
多くの博物館、美術館、資料館を見学し、自分で展示を行う気持ちで見ること。 |