2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)代数学Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉田 克明 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y25H |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1 方程式論の初歩を学び、三次方程式の解の公式まで拡張する。 2 初等整数論の基礎を学び、代数系の学習のまとめとする。 3 教師としての力量を高める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は講義形式で行う。演習問題を通して実践力を身に着ける。 |
履修条件 | 特に無し。 |
授業計画
第1回 | 教科書・参考書、単位取得に係る説明。 導入:方程式論の初歩 ① 方程式とは何か。 |
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第2回 | 方程式論の初歩 ② 解と係数との関係について調べ、判別式について学ぶ。 |
第3回 | 方程式論の初歩 ③ 対称式とは何かについて学ぶ。 |
第4回 | 方程式論の初歩 ④ 相反方程式とその解法について学ぶ。 |
第5回 | 方程式論の初歩 ⑤ 3次方程式の解法について考える。 (i) |
第6回 | 方程式論の初歩 ⑥ 3次方程式の解法(ii)カルダノの公式を学ぶ。 |
第7回 | k進法について学ぶ。 |
第8回 | 不等式の本質について学ぶ。 |
第9回 | 初等整数論入門 ① 初等整数論の基礎定理について学ぶ。 |
第10回 | 初等整数論入門 ② 約数の個数を考え、その公式を導く。 |
第11回 | 初等整数論入門 ③ 約数の和について考え、その公式を導く。 |
第12回 | 初等整数論入門 ④ 特殊な数である完全数・親和数について学び、その例を考える。 |
第13回 | 初等整数論入門 ⑤ オイラーの関数を定義し、その公式を導く。 |
第14回 | 理解度確認 (平常試験とその解説) |
第15回 | 理解度確認 (代数学Ⅱで学んだことの演習を行う。) |
その他
教科書 |
武藤 徹 『数と計算のはなし 代数篇』 日本評論社 2011年 第1版
講義は教科書の順番とは必ずしも一致しない。
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参考書 |
吉田克明・中野潤 『直感でわかるおもしろ図形・幾何』 技術評論社 2007年 第1版
中学・高校の教材として生徒の興味・関心を引き数学の面白さに触れるのに適した書である。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験 70%・レポート30% による総合評価。出席およびレポートの提出は最低条件である。 |
質問への対応 | 授業時に積極的に質問すること。 |
研究室又は 連絡先 |
授業時に指示する。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 1号館地下1階数学科図書室
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学生への メッセージ |
出席して講義ノートを丁寧にとること。毎回授業に沿った課題を出すので、提出すること。欠席は理由のない限り3回までしか認めない。 |