2015年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)博物館情報・メディア論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 登川・山本 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y45B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 博物館における情報の意義と活用方法及び情報発信の課題等について理解し、博物館の情報の提供と活用等に関する基礎的能力を養う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
デジタルメディアの普及、情報化の進展にともない、博物館が持つ情報とメディアをめぐる環境の変化が著しい。本講義では、博物館が持つさまざまな情報の意義を学習すると同時に現在のデジタル技術の進歩や動向を学習し,博物館におけるメディアやデジタルコンテンツの活用を考察する。また,デジタルメディアをめぐる社会動向などの具体的事例を紹介し,今後の可能性について考察する。 授業は、コンピュータやプロジェクタを用い、視聴覚プレゼンテーションの形式で多数の授業メディアを体験しながら学習する。また、ウェブを利用した双方向コミュニケーションシステムも利用し、受講生が参加体験をもとに考える機会を設ける。 |
履修条件 | 特になし。 |
授業計画
第1回 | 授業概要・授業形態・評価方法の説明 講義内容の紹介,博物館情報・メディア論の位置づけ |
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第2回 | 博物館における情報メディアの意義 視聴覚メディアの理論と歴史,視聴覚メディアの発展と博物館 |
第3回 | ICT社会の中の博物館 情報資産の活用と役割,情報倫理 |
第4回 | 情報教育の意義と重要性 メディアリテラシー,メディアによる教育 |
第5回 | 博物館活動の情報化 沿革,調査研究活動,展示・教育活動 |
第6回 | 情報のデータベース化 資料のデジタル化,データベースの実際,メタデータ,検索技術 |
第7回 | デジタルアーカイブの現状と課題 デジタルアーカイブの意義,活用方法 |
第8回 | 博物館とコンテンツ 静止画・動画,音声,文字のデジタル化 |
第9回 | 情報管理と情報公開 情報機器の活用,情報端末,情報セキュリティ |
第10回 | インターネットの活用 Web, SNS, Smart Phone, Digital Museum |
第11回 | 博物館と知的財産 知的財産権,個人情報,権利処理 |
第12回 | 博物館と情報メディア 博物館展示における情報メディアの活用 |
第13回 | バーチャルミュージアムの考え方 バーチャルミュージアムの事例,Virtual Reality |
第14回 | 今後の博物館情報・メディア論 情報メディアの動向,ミュージアムの先端技術 |
第15回 | 平常試験及び解説 |
その他
教科書 |
日本教育メディア学会 『博物館情報・メディア論』 株式会社ぎょうせい 2013年 第1版
ガイダンス時に指示する。
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参考書 |
講義中に適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業支援サイトによる課題提出、平常試験等の成績を総合的に評価する |
質問への対応 | メールと授業用ウェブサイトで質問を受ける |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 13号館 登川幸生 5階1357室 togawa.sachio@nihon-u.ac.jp 山本和清 4階1346室 yamamoto.kazukiyo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 15:30 ~ 16:30 登川(1号館1階講師室)
木曜 駿河台 18:20 ~ 19:00 山本(1号館1階講師室)
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学生への メッセージ |
特になし。 |