2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)工業概論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大平 典男 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y55B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 教員免許「工業」を取得するための基礎科目である。工業科の各分野に関する教科指導内容やその意義について調査研究をおこなう。「工業」が現代社会に果たす役割を理解し、教育現場で実践できる態度を身につける。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
講義を基本とする。高等学校学習指導要領解説工業編に示された各科目の目標や内容の取り扱いについて調査研究を進める。専攻の専門科目の指導内容や各学科が目指す工学的な見方を討議し、「工業」各科目の指導内容や内容の取り扱いを習得する。 |
履修条件 | 高等学校教諭免許状「工業」取得を目指しており、専攻する専門分野の学習内容や教職関連科目を履修し、教科指導に関する基礎・基本を理解していること。 |
授業計画
第1回 | 教育基本法、学校教育法、学校教育法施行規則に示された工業の内容や意義を示す。 |
---|---|
第2回 | 高等学校での「工業」適正配置及び教職員定数の標準等に関する施工令の内容を調査する。 |
第3回 | 産業教育振興法、産業教育振興法施行令の背景や工業教育の重要性を理解する。 |
第4回 | 高等学校学習指導要領「工業」に示されている指導理念や科目設定要件を調査する。 |
第5回 | 「工業」の教育課程、学科編成や科目構成、工業科運営指針を示す。 |
第6回 | 「工業」原則履修科目、基礎科目、各分野に関する科目の指導内容とその意義を研究する。 |
第7回 | 実験・実習をともなう教科指導法、授業展開、安全衛生教育の視点を調査する。 |
第8回 | 「工業」機械、電子機械、自動車分野の指導内容を調査する。 |
第9回 | 「工業」電気、電子、情報、プログラミング分野の内容を調査する。 |
第10回 | 「工業」建築、設備、土木 分野の指導内容を調査する。 |
第11回 | 「工業」工業化学、工業材料、セラミック 分野の指導内容を調査する。 |
第12回 | 「工業」繊維、インテリア、デザイン 分野の指導内容を調査する。 |
第13回 | 工業教育が目指す人材育成、勤労観・職業観の定着を図る指導法を解析する。 |
第14回 | 専門分野に関する基礎的・基本的な知識、技能及び技術の定着を図る指導法。 |
第15回 | 平常試験及びその解説。「工業」ものづくりを創造する能力育成法を示す。 |
その他
教科書 |
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説「工業」編』 実教出版 2010年
|
---|---|
参考書 |
未定 講義内で推薦図書、参考資料を紹介する。
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%)、指定課題レポート(20%)、講義内レポート(20%)とする。指定課題レポートの提出期限は講義中に指示をする。講義内レポートは講義終了時に回収する。 |
質問への対応 | 講義終了後、講義室でおこなう。 |
研究室又は 連絡先 |
n.ohira@rc5.so-net.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |