2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報科教育法Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 笹川 清喜 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y56C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 授業の到達目標及びテーマ 1.高等学校職業科の専門教科「情報」は、将来の職業の戦力となる能力を習得し、職業人としての資質と能力を育成する教科であることを説明できる。 2. 専門教科「情報」の教育課程編成と各科目の指導の目的、科目内容を説明できる。 3.指導計画の作成法,指導の測定評価診断等について、基本的な指導の目的の理解を確立し、指導方法の理解・指導技術の確立をめざす。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義および個人もしくは、グル-プによる実習 |
履修条件 | 将来教員を目指すもの。 情報科教育法Ⅰの単位を取得した学生が,受講対象者となります。 |
授業計画
第1回 | 専門教科「情報」の意義と目標の理解 専門教科「情報」の目標と各科目の概要及び、職業高校の教育課程について学ぶ。 |
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第2回 | 専門教科「情報」の教育方法の特徴 科目「情報産業と社会」の目標、内容の特徴と、実際の授業を想定した指導について学ぶ。 |
第3回 | 目標の明確化 科目「情報と問題解決」の目標、内容の特徴と、実際の授業を想定した指導について学ぶ |
第4回 | 情報コンテンツの制作・発信分野の指導法 科目「情報デザイン」の目標、内容の特徴と、Webページ作成の指導について考える |
第5回 | 板書、発問の仕方 科目「情報と問題解決」の目標、内容の特徴と、指導の際の板書、発問の仕方を検討する |
第6回 | 実習の指導法(1) 科目「情報と問題解決」の内容を例として実習の指導方法について学ぶ |
第7回 | 評価基準の作成 科目「情報と問題解決」の内容を例として評価基準の作成方法について学ぶ |
第8回 | 導入実習の検討 科目「アルゴリズムとプログラム」の目標、内容の特徴と導入教材について考える |
第9回 | 実習の指導法(2) 科目「アルゴリズムとプログラム」の内容を例として実習教材作成について考える |
第10回 | グループ学習の指導法 CM作成を例とした「情報コンテンツの制作・発信分野」の内容と学習計画について学ぶ |
第11回 | テスト問題作成と形成的評価 「情報科」の試験問題作成と分析方法について検討する |
第12回 | 模擬授業および討論(1) 実際に指導する場面を想定した模擬授業の実践から、指導の「方法」について検討する |
第13回 | 模擬授業および討論(2) 実際に指導する場面を想定した模擬授業の実践から、指導の「方法」についての検討する |
第14回 | 平常試験及びその解説 これまでの授業の理解度・到達度・達成度を確認する。 |
第15回 | まとめ 実際の授業の場面を想定した問題解決について指導法について学び、まとめを行う |
その他
教科書 |
『高等学校学習指導要領解説「情報編」』 文部科学省 開隆堂出版 2010年
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参考書 |
高等学校学習指導要領(2010),文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/kou/kou.pdf
評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料 高等学校共通教科「情報」 ,国立教育政策研究所教育課程研究センター
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成績評価の方法 及び基準 |
模擬授業・平常試験(20%)、発表討論の参加・演習課題(40%)、レポート(40%)の達成度に基づいて総合的に評価する。 |
質問への対応 | 原則、授業中に随時受ける。また、授業終了後にも教室で質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
教員免許「情報」は,高等学校普通科の教科「情報」と高等学校職業科の専門教科「情報」の共通免許である。 |