2015年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 教）工業科教育法Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 大平 典男 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y56E |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 教員免許「工業」を取得するための教科である。高等学校学習指導要領工業編に従い、「工業」の意義、指導内容、内容の取り扱い、教材選定、教科指導法についての調査研究を進める。「工業」教科指導に関わる指導法の理解、実践的な学習活動をおこなう能力を身につける。 「工業」指導内容を適切に評価し、教育現場で実践できる能力を身につける。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義を基本とする。課題に対する背景や要因については演習や討議を含めた講義展開となる。必要に応じて、補助資料を講義前に配布する。指導案作成等については事前提出を指示する。「工業」分野の教師としての基礎的・基本的な知識、教科指導の方法その工夫、授業改善の視点が中心の講義である。 |
| 履修条件 | 高等学校教諭免許状「工業」取得を目指しており、専門分野や教職関連科目を履修し、工業分野の基礎・基本を理解している。 |
授業計画
| 第1回 | 教育基本法、学習指導要領「工業」の指導理念、指導内容、内容の取り扱いを調査する。 |
|---|---|
| 第2回 | 「工業」教科指導の特質と将来のスペシャリスト育成に求められる専門性を解析する。 |
| 第3回 | 日本の伝統技術や産業発展の変遷から見える今後の工業教育の在り方を分析する。 |
| 第4回 | 「工業」の基本となるものづくり教育の実践的、体験的な指導法を分析する。 |
| 第5回 | 工業原則履修科目、「工業技術基礎」、「課題研究」の指導意義と内容の取り扱いを調査する。 |
| 第6回 | 「工業」各分野における基礎科目の指導目標と各科目の内容構成を調査する。 |
| 第7回 | 「工業」各分野に関する科目と科目群における学習内容と内容の取り扱いを調査する。 |
| 第8回 | 「工業」教育課程の編成と年間指導計画の立案、授業計画の視点を示す。 |
| 第9回 | 原理・原則を取り入れた実験・実習の教材作成、指導法を調査する。 |
| 第10回 | 自然現象や基本原理を組み入れた「工業」指導の教育効果、評価を分析する。 |
| 第11回 | 「工業」実験・実習に用いる教材、教具、機器の活用法、教育効果を示す模擬授業。 |
| 第12回 | 「工業技術基礎」に関する学習指導案の作成をする。 |
| 第13回 | 作成した指導案を基にグループ討議を行う。討議後に改善指導案の作成を行う。 |
| 第14回 | 工業技術者としての規範意識、勤労観・職業観、安全衛生教育を育成する指導法を示す。 |
| 第15回 | 平常試験及びその解説。「工業」教育の意義や役割、教材開発の手法をまとめる。 |
その他
| 教科書 |
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説工業編』 実教出版 ２０１0年
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| 参考書 |
未定。講義内で推薦図書、参考資料を紹介する。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験（６０％）、指定課題レポート（２０％）、学習指導案作成提出（２０％）とする。指定課題レポートの提出期限は講義中に指示をする。学習指導案は講義終了時に回収をする。 |
| 質問への対応 | 講義終了後、講義室で行う。 |
| 研究室又は 連絡先 |
n.ohira@rc5.so-net.ne.jp |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |