2015年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 都市デザイン | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 宇於崎・根上 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C12F |
クラス |
概要
学修到達目標 | 空間的に建築群によって都市が成立していることは十分に認識され、その都市は人々を取り巻く環境としても理解されている。住みやすく、心地よい都市に暮らすことは多くの人々の願望であり、そのことはとりもなおさず良好な建築や都市環境への希求といえる。そこで、本講義では都市環境を形成する都市計画の意義や歴史を踏まえ、その計画技法等の基本的な考え方を理解することを目的としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プレゼンテーションツールを中心とした講義形式で行う。また、講義への理解を促すために、ほぼ毎回資料を配布する。 |
履修条件 | 選択。都市、都市計画、都市デザインの幅広い話をします。興味をもって受講すること。 |
授業計画
第1回 | 序論(授業の全体計画、受講上の注意、身近な都市計画の紹介など) |
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第2回 | 都市論(定義・都市分類等)、都市計画の概要(定義・目的・意義等) |
第3回 | 都市計画思潮1.ハワードの「田園都市」 |
第4回 | 都市計画思潮2.ガルニエの「工業都市」 |
第5回 | 都市計画思潮3.コルビジェの「300万人のための都市計画」 |
第6回 | 都市計画思潮4.CIAM(近代建築国際会議)、アテネ憲章 |
第7回 | 都市計画思潮5.近隣住区論、ラドバーンとボンネルフ |
第8回 | 都市計画思潮6.ケビン・リンチの「都市のイメージ」 |
第9回 | 都市計画思潮演習(まとめ) |
第10回 | 都市計画マスタープラン(総論) |
第11回 | 都市計画マスタープラン(各論1:土地利用計画) |
第12回 | 都市計画マスタープラン(各論2:都市交通計画) |
第13回 | 都市計画マスタープラン(各論3:景観計画、アーバンデザイン) |
第14回 | 都市計画マスタープラン(各論4:都市環境計画、都市防災計画) |
第15回 | 都市計画マスタープラン演習(まとめ) |
その他
教科書 |
小嶋勝衛監修,根上彰生,宇於崎勝也ほか著 『都市の計画と設計』 共立出版 2008年 第2版
本教科書を中心として講義を進めるので、予習・復習で教科書によく目を通しておいてほしい。
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参考書 |
参考書等は授業時に適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は「授業態度」、「レポート」により総合的に判断する。 出席が総授業時間数の5分の3に満たない場合、履修放棄として取り扱い、学業成績の査定を行わない。 |
質問への対応 | 授業時間を中心に、随時受け付ける。授業の最後に必ず質疑応答の時間を設けるので、有効に活用してほしい。 |
研究室又は 連絡先 |
都市計画研究室(駿河台校舎) 宇於崎 uozaki@arch.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 5号館595B室
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学生への メッセージ |
都市計画はわれわれの生活基盤となるものです。計画系・構造系の区別なく履修してください。 |