2015年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築基礎実験Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 羽入・酒句 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜5・6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C15A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 体験学習および実験を通して,建物の安全性について考えてもらうと同時に,建築学における構造分野の基礎的知識の習得を目的としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
少人数に班分けをして、班ごとに体験学習および実験を実施する。体験学習については関連内容について自ら調査した内容と合わせたレポートを作成し,実験については実験結果を基に各自で報告書を作成する。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明:授業の主旨と学習目標の確認および各実験概要の簡単な紹介 |
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第2回 | 構造強度実験/講義 (全員)(1) 実験目的 (形と力) (2) 設計条件 (3) 使用材料 (4) ペーパーストラクチャーの製作方法 (5) 実験方法の説明 |
第3回 | 構造強度実験/実験準備 (各班毎) (1) 設計コンセプト,方針 (2) ペーパーストラクチャーの設計 (3) ペーパーストラクチャーの製作 (4) 予想崩壊荷重の推定 |
第4回 | 構造強度実験/実験(各班毎) (1) 使用機器の説明 (2) ペーパーストラクチャーのセット (3) 載荷及び崩壊に至る拳動の観察 (4) 崩壊荷重の確認 (5)レポート作成の説明 |
第5回 | 構造強度実験/レポート提出及び試問(各学生毎) レポート提出と内容に関する試問 |
第6回 | 振動実験/講義1(全員) (1)実験の目的 (2)1質点系の固有周期 (3)多質点系の自由振動 |
第7回 | 振動実験/実験1〈各班毎〉 地震教育教材を用いた耐震モデルの実験 (1)耐震の考え方 (2)筋交いの重要性 (3)免震・制振の考え方 (4)レポート課題説明 |
第8回 | 振動実験/実験2〈各班毎〉 大型振動台による地震体験ほか |
第9回 | 振動実験/レポート提出及び試問(各学生毎) レポート提出と内容に関する試問 |
第10回 | 風洞実験/講義(全員)(1)実験の目的 (2)風害(建物の被害) (3)風による建物の振動 (4)ビル風 (5)実験装置と測定器具(6)空気密度 (7)風速の測定 (8)速度圧と風圧係数 |
第11回 | 風洞実験/実験〈各班毎〉(1)室内温度,気圧の測定 (2)風速の測定 (3)模型建物の各測定点の速度圧の測定 (6)風圧係数の算定 |
第12回 | 風洞実験/レポート提出及び試問〈各学生毎)レポート提出と内容に関する試問 |
第13回 | 構造部材/建物の構造部材に関する講義及びレポート課題説明 |
第14回 | 構造部材/建物の構造部材の調査(各学生毎) |
第15回 | 構造部材/調査レポート提出と内容に関する試問(各学生毎) |
その他
教科書 |
教科書はガイダンス時に指定する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
授業の出席およびレポートの評価 |
質問への対応 | 教室及び各担当師の研究室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
酒句研究室:船橋校舎548A室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15
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学生への メッセージ |
レポートのまとめには、図書館やインターネットを利用して各自の意見を盛り込むこと。 |