建築各種構法 (C34F)

学修到達目標	建築構法の基礎に引き続き，建築構法全般の概略的知識として修得してもらう科目である。建築物の概要を構法という視点からとらえることで，建築物がどのような背景で成立しているかを理解する。
授業形態及び授業方法	浅いが広く網羅して、今後学ぶ構造・材料・施工等の専門科目への橋渡しとなるような興味をもてる内容である。
履修条件	「建築構法の基礎」を履修していることが望ましい。

第1回	授業概要の説明：授業の主旨と学習目標の確認および各種構法の簡単な紹介
第2回	設計方法（許容応力度および終局強度設計法）
第3回	構造形式（平面骨組および立体骨組構造）
第4回	地盤調査
第5回	基礎構造（基礎形式と杭の施工法）
第6回	鉄筋コンクリート構造（鉄筋コンクリート構造概要、使用材料、コンクリート断面応力）と設計
第7回	鉄筋コンクリート構造（鉄筋コンクリート構造の構造方法、鉄筋コンクリート構造の構造部材）
第8回	鉄筋コンクリート構造（施工方法）
第9回	鉄骨構造（鋼材の性質と種類、許容応力度、鋼材の接合法）
第10回	鉄骨構造（鉄骨構造の構造方法、鉄骨構造の各種構造部材）
第11回	鉄骨構造（施工方法）
第12回	鉄骨鉄筋コンクリート構造（構造の特徴、設計方式、構造部材）
第13回	耐震設計（動的設計法の考え方）
第14回	耐震設計（免震・制振構造）及び既存建物の耐震診断および耐震改修
第15回	理解度確認テスト及び解説

教科書	教科書は第１回目の授業で指定する。
参考書
成績評価の方法及び基準	出席は授業はじめに確認し，出席が5分の3満たない場合は成績査定を行わない。成績は3回の平常試験より評価する。平常試験を1回でも受験しない時は成績査定が行われないので注意すること。
質問への対応	教室及び各担当師の研究室で対応する。
研究室又は連絡先	酒句研究室：5号館548A室佐藤研究室：5号館548B室
オフィスアワー	水曜船橋 12:15 ～ 13:15
学生へのメッセージ	将来建築士の受験を考えている人には特に受講を推奨します。

2015年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科