2015年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築生産実験 | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 佐藤(秀)・酒句・下村 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜4・5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C34R |
クラス |
概要
学修到達目標 | 主要建築材料である木材・コンクリート・鋼材の強度試験および建築施工に必要な建築測量,地盤調査の機器に触れることにより,建築物を円滑かつ安全に施工するためのノウハウについて学ぶことを目的としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
木材・コンクリート・鋼材の強度試験については,少人数に班分けをして、班ごとに実験を実施しレポートを作成する。建築測量,地盤調査については,実際の機器に触れながら使用目的と使用方法について学ぶ。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明:授業の主旨と学習目標の確認および各実験概要の簡単な紹介 |
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第2回 | 木材実験/講義(全員) (1)実験の目的 (2)木材の概要(性能・性質) (3)木質構造と木材の関係 |
第3回 | 木材実験/実験(各班毎) (1)試験方法 (2)比重測定 (3)年輪幅測定 (4)含水率測定 (5)圧縮強度試験 (6)曲げ強度試験 |
第4回 | 木材実験/レポート作成(各学生毎) 配布レポート用紙に従う |
第5回 | 木材実験/レポート提出及び試問(各学生毎) レポート提出と内容に関する試問 |
第6回 | コンクリート実験/講義(全員) (1)コンクリート試験の意義 (2)試験方法の説明 (3)コンクリートの調合設計法 |
第7回 | コンクリート実験/実験(各班毎) (1)まだ固まらないコンクリートの品質管理試験 (2)コンクリート強度非破壊試験 (3) かぶり厚さの測定(4)圧縮強度試験(σ-ε曲線,弾性係数) (5)レポート作成の説明 |
第8回 | コンクリート実験/レポート作成〈各学生毎〉 配付レポート用紙に従う |
第9回 | コンクリート実験/レポート提出及び試問〈各学生毎〉 レポート提出と内容に関する試問 |
第10回 | 鋼材実験/講義 (全員) (1) 鋼材の種類 (2) 鋼材の機械的性質 (3) 試験項目 (4) 供試体の作成方法 (5) 各種鋼材が構造物に果たす役割 (6) 施工現場への材料搬入と材料試験 |
第11回 | 鋼材実験/実験準備 (1) 供試体寸法の測定 (2) 供試体にポンチを打つ (3) 歪みゲージ貼り (4) 載荷機器と測定器 |
第12回 | 鋼材実験/実験 (1) 使用機器の調整 (2) 供試体のセット (3) 荷重と歪み測定 (4) 各荷重値の測定及びその他の測定 (5) レポート作成の説明 |
第13回 | 鋼材実験/レポート提出及び試問 レポート提出と内容に関する試問 |
第14回 | 建築測量/機器の説明および測量体験 |
第15回 | スウェーデン式サウンディング試験/機器の説明及び柱状図の読み方の解説 |
その他
教科書 |
教科書はガイダンス時に指定する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実験への取り組み(20%)とレポート(80%)で評価する。 |
質問への対応 | 教室及び各担当師の研究室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
佐藤秀人:sato.hideto@nihon-u.ac.jp 酒匂教明:sako@arch.jcn.nihon-u.ac.jp 星 和磨:hoshi@arch.jcn.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
レポートのまとめには、図書館やインターネットを利用して各自の意見を盛り込むこと。 |