2015年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築環境実験 | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 羽入・吉野・星 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜4・5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C44F |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築環境に関する基本的な実験に必要な機器などの扱い方,実験を通じて理論と実際との関 係を学ぶとともにレポートの書き方を習得する。実験項目は,光・色実験、音環境実験の2項目である。実験は小人数の班を編成し、スケジュールにもとづき下記の内容により実施する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
全体ガイダンス及び実験講義は全員を対象に教室で行うが、実験は各実験項目毎に班分けさ れた小グループで行う。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | 序論:建築環境実験の概要 |
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第2回 | 光・色の実験/講義 (全員) (1) 光の基礎 (2) 色の基礎 (3) 採光計画 (4) マンセル ・ オストワルト ・PCCS と色相環 (5)分光分布 (6) CLE 色度図と L*a*b* (7) 光源による色の見え方の比較 |
第3回 | 光・色の実験/実験準備(各班毎) (1) 測定機器の説明と操作 (2) カラートロンによる測定システム (3) D65,白熱電球によ る色の見え方の比較 |
第4回 | 光・色の実験/実験(各班毎) (1) 試料色作成 (2) 作成した各自の試料色用紙を乾燥させ,コンピュータによる測色を行う。 (3) 光源の相異を目視とコンピュータで確認し,演色性の良い照明計画を考える。 |
第5回 | 光・色の実験/実験結果の整理(配布レポート用紙に従う)(各学生毎) |
第6回 | 光・色の実験/実験結果の整理(配布レポート用紙に従う)(各学生毎) |
第7回 | 光・色の実験/レポート修正と内容に関する試問 )(各学生毎) |
第8回 | 音の実験/レポート修正と最終提出および内容に関する試問 |
第9回 | 音の実験/講義 1(全員) (1)音の基礎,性質 (2)ウェーバーフェヒナーの法則とデシベル尺度 (3)デシベルの合成・分解 |
第10回 | 音の実験/講義 2(全員)及び実験準備 (1)音の大きさと聴感特性 (2)周波数分析・オクターブバンドレベル (3)騒音の評価(dB(A),LL,NC,WBCPNL)(4)測定機器の説明 (5)測定機器の操作 (6)デシベル計算演習 |
第11回 | 音の実験/実験 (1)使用機器の構成 (2)騒音測定(測定点3箇所設定,A特性,C特性) (3)レポート作成の説明(Leq評価とその試算演習を含む) |
第12回 | 音の実験/レポート作成 実験結果の分析(配付レポート用紙に従う) |
第13回 | 音の実験/レポート作成 実験結果の分析(配付レポート用紙に従う) |
第14回 | 音の実験/レポート提出と内容に関する試問 |
第15回 | 音の実験/レポート修正と最終提出および内容に関する試問 |
その他
教科書 |
特に教科書は使用しないが、各実験科目に関連する内容の資料を配付する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実験ガイダンスへの出席、実験項目ごとの出席・レポート・試問により採点し、全実験項目の総合的な評価による。 |
質問への対応 | 研究室にて対応する |
研究室又は 連絡先 |
吉野研究室:5号館4階545-A号室 羽入研究室:6号館2階622-A号室 星研究室:6号館2階622-A号室 詳細は、ガイダンス時に説明する。 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 星:6号館2階622A室
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 吉野:5号館4階545A室
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 羽入:6号館2階622A室
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学生への メッセージ |
実験自体は、グループごとに実施しますが、レポートのまとめは各自で行いますので、考察 や自分の意見をきちんとまとめられる習慣を身につけましょう。 |