2015年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | ものづくりワークショップ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山﨑・佐藤(秀) 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C81C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 建築の原点である「ものづくり」の体験をとおして、身近な環境と対話するなかでかたちを創造する喜び、デザインの醍醐味を経験していきたい。キャンパスの外へ出て、街や自然の「フィールド」から学んでいくことを目標とする。また、参加者間の対話(特別講師を含む)のなかからデザインを考え、語り合っていける場や時間をつくっていきたい。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
サマーセッションの授業形態を活かし、船橋キャンパス周辺の屋敷林や自然林でフィールドワークをともなうワークショップ形式の授業を実施し、そこで入手可能な材料(竹・石・土など)を運搬しやすいように加工し、キャンパス内でそれらを用いたドーム、ベンチ、照明ランプなどの暮らしに関係のある器具、道具、家具の制作をおこなう。 |
履修条件 | 生活デザイン主専攻分野(選択) |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明:授業の進め方、技術協力スタッフの紹介、グループ分け、スケジュール説明 |
---|---|
第2回 | 現地視察とプレ・ワークショップ(1):吉阪隆正と八王子セミナーハウスの建築について |
第3回 | 現地視察とプレ・ワークショップ(2):道具の使い方 |
第4回 | 現地視察とプレ・ワークショップ(3):材料の切り出しと加工 |
第5回 | ワークショップⅠ(1):竹ドームの制作 竹の切り出しと加工 |
第6回 | ワークショップⅠ(2):竹ドームの制作 接合部のディテール |
第7回 | ワークショップⅠ(3):竹ドームの制作 架構と設置 |
第8回 | 特別講義:世界の土の建築 |
第9回 | ワークショップⅡ(1):版築によるベンチの制作 土の採取 |
第10回 | ワークショップⅡ(2):版築によるベンチの制作 基礎と型枠の設置 |
第11回 | ワークショップⅡ(3):版築によるベンチの制作 版築による突き固め |
第12回 | 特別講義:素材と建築 |
第13回 | ワークショップⅢ(1):実測およびスケッチによる記録 |
第14回 | ワークショップⅢ(2):各グループごとの成果発表会・清掃 |
第15回 | 最終成果発表会 |
その他
教科書 |
必要に応じ、関連資料を配布する。
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
課題への取り組み状況、小レポート、また成果発表会でのプレゼンテーションの評価にもとづいて、出席状況も勘案して総合的に判断する。 |
質問への対応 | 授業終了後に対応する。あるいは、下記の研究室を来室されたい。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎5号館547B室(山崎研究室) 担当教員のメールアドレス、電話番号等についてはガイダンス時に連絡する。 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 船橋校舎5号館547B山﨑研究室
|
学生への メッセージ |
机の上の知識だけでなく、実際のモノや道具類を操りながら作品をつくり上げていく喜びを味わってください。また、講師、特別講師の建築家の方たちと交流し、建築の世界の奥深さを知っていってほしいと思います。 |