2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 電気計測Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 早川 朝康 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E11G |
クラス |
概要
学修到達目標 | 電気計測Ⅱでは,電気計測Ⅰの講義で得た知識を基に,インピーダンス及びインピーダンス素子などについて学ぶ。さらに,交流ブリッジ,電力,電力量の測定,周波数の測定,波形,位相,スペクトル測定,磁気についてその原理を学び,種々の応用面についての知識を広める。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
演習と宿題を交える。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | インピーダンスの測定 (1)交流用抵抗器 (2)コイルとインダクタンス (3)自己インダクタンス (4)損失のあるコイルの等価回路 |
---|---|
第2回 | インダクタンスの測定 (1)コンデンサと静電容量 (2)損失の圧コンデンサの等価回路 (3)3端子コンデンサの測定法 |
第3回 | 交流ブリッジ (1)四辺ブリッジ (2)比例辺ブリッジ (3)積形ブリッジ |
第4回 | 交流ブリッジ (1)変成器ブリッジ (2)電子化ブリッジ (3)インピーダンス計 (4)Qメータ (5)誘導器の周波数特性 (6)コンデンサの周波数特性単位の実現 (1)基本単位 (2)電気単位 (3)電気単位標準の決定法 |
第5回 | 電力・電力量の測定 (1)直流電力の測定 (2)交流電力の測定 (3)誘導形電力量 |
第6回 | 電力・電力量の測定 (1)無効電力量計 (2)最大需要電力量 |
第7回 | 計器用変成器 (1)計器用変圧器 (2)計器用変流器 (3)容量分圧器 (4)容量電圧変成器 |
第8回 | 理解度確認テスト及び解説 |
第9回 | 周波数の測定 (1)周波数を数える方法 (2)基準周波数と比較する方法 |
第10回 | 波形の測定 (1)ブラウン管オキシスコープ (2)始動掃引オキシスコープ (3)サンプリングオシロスコープ (4)2現象の観測 (5)サンプリングの定理 |
第11回 | 位相の測定 (1)リサージュ図形による位相測定 (2)2現象観測による測定 |
第12回 | スペクトルン測定 (1)方形波形 (2)スペクトルの測定 |
第13回 | 磁気の測定 (1)磁界の測定 (2)磁化曲線の測定 (3)鉄損の測定 |
第14回 | 信号検出器 (1)微小信号の検出について |
第15回 | 理解度確認テスト及び解説 |
その他
教科書 |
菅野允 『改訂電磁気計測』 コロナ社 1982年 第9版
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
出席が総授業回数の3/5に満たない場合は、履修放棄として扱い学業成績の査定は行わない。 理解度確認テスト70% 学習態度と出席数などを総合的に評価する 30% |
質問への対応 | 随時。教室および研究室 |
研究室又は 連絡先 |
5号館3階535B号室(tomo@smt.jcn.nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10 5号館3階535B室。担当は早川。
|
学生への メッセージ |
実験のデータ整理に使用する。 |