2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 量子物理学入門 | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山口 雄仁 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E11H |
クラス |
概要
学修到達目標 | 20世紀初頭に成立した量子力学は,現代物理学の根幹をなす基礎理論の一つである。この講義では,まず量子力学を学ぶ上で必要な数学的知識である「波動」について簡単に見たのち,量子力学の成立に至る過程を論じていく。またそれを通じて,量子力学の考え方や量子論的現象のエッセンスを理解することを目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書・補充プリント・板書を中心とした講義形式の授業を行う。 |
履修条件 | 1年次に「力学I」と「電磁気学I」を受講していること。また,この授業とともに「力学II」,「電磁気学II」を受講すること。 |
授業計画
第1回 | 物理学におけるパラダイム転回と近代物理学 |
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第2回 | 波動/1次元波動方程式 |
第3回 | 3次元波動方程式/球面波/波の干渉 |
第4回 | 電子の発見 |
第5回 | 空洞放射 |
第6回 | エネルギー量子の発見 |
第7回 | 光量子仮説と光電効果 |
第8回 | コンプトン散乱 |
第9回 | ラザフォードの原子模型 |
第10回 | 原子のスペクトルとボーアの原子模型 |
第11回 | 電子の波動性と ド・ブロイ波 |
第12回 | シュレディンガーの波動方程式 |
第13回 | 観測と不確定性関係 |
第14回 | まとめと復習 |
第15回 | 理解度確認テストおよび解説 |
その他
教科書 |
砂川 重信 『量子力学の考え方』 物理の考え方4 岩波書店
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
授業への取組状況・課題レポートなど平常点50%,理解度確認テスト50%の割合で,総合的に評価する。出席が60%に満たない場合は,成績評価の対象としない。 |
質問への対応 | 研究室で随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
5号館3階538B号室 eugene"@"gaea.jcn.nihon-u.ac.jp (実際のアドレスは"を除いたもの) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:30 ~ 13:15
金曜 船橋 12:30 ~ 13:15
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学生への メッセージ |
遠慮なくどんどん質問に来てください。 |