2015年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 機械要素Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 宮城 徳誠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E22L |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械要素とは機械を構成している各部品について、その種類、形状、材質および各部品に作 用する荷重の力学的考察より、その部品の寸法等を決定し、設計製図における基本設計書の元になる重要な科目である。したがって、材料力学、工業力学、機械工作法等の基礎知識が実際的応用科目と深い関連をもつことについて理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。なお、レポート課題を導入し、理解の促進を図る。 |
履修条件 | 選択 |
授業計画
第1回 | 講義の概要および実施方法の説明 1.応力とひずみ 2.材料の強さ 3.材料の選択 4.許容応力1.1 機械の定義 1.2 機械の設計と機械要素 1.3 機械設計の考え方 |
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第2回 | 1.4 機械部品の標準化 2.1 締結法の種類 2.2 ねじ 1.ねじの種類 2.ねじの加工法による分類 |
第3回 | 3.ねじの山の形による分類 4.ねじ山の名称 5.ねじの精度 6.ねじの誤差 |
第4回 | 7.ねじの力学 8.ねじ設計の要点 |
第5回 | 9.ねじの強度 |
第6回 | 2.3 キー 1.キーの種類 2.キーの強さ 2.4 スプライン 2.5 リベット継手 |
第7回 | 3.1 軸の材料と分類 3.2 軸の強さ 1.軸の用途による分類 1.軸に作用するモーメントと応力の関係 2.軸の形状による分類 2.軸径の計算 3.軸における疲労破壊と応力集中 |
第8回 | 通常試験と問題および解答の説明 |
第9回 | 4.6 ころがり軸受の種類と特性 4.7 ころがり軸受の規格 1.すべり軸受ところがり軸受の比較 1.寸法・材料 2.ころがり軸受の種類 2.精度 |
第10回 | 4.8 ころがり軸受の選定 1.ころがり軸受の寿命と基本動定格荷重 3.定格荷重に対する温度の影響 4.等価荷重 |
第11回 | 5.1 歯車の種類 5.2 歯車各部の名称と歯の大きさ 5.3 歯形 1.歯車各部の名称 2.歯の大きさ 1.歯形曲線 2.標準歯車 |
第12回 | 3.歯車の工作 4.歯の干渉とアンダーカット 5.バックラッシ |
第13回 | 5.4 平歯車 1.平歯車の強さ 2.歯車各部の設計 3.平歯車の設計 |
第14回 | 5.8 歯車列 |
第15回 | 理解度確認テストと問題および解答の解説 |
その他
教科書 |
景山、菅野、黒瀬、勝田共著 『機械要素設計』 オーム社 1999年 第2版
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参考書 |
特になし
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み20%、平常試験および理解度確認テストの評価80% 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄と取り扱い,学業成績を評価E(判断不可)とする. |
質問への対応 | 随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
547A室 メールアドレス:miyagi.norimasa"@”nihon-u.ac.jp(@は半角文字) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 18:10 ~ 19:00 または木曜日の昼休み
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学生への メッセージ |
1) 授業はできるだけ前の席で聴くこと 2) 授業には欠席しないこと 3) 課題は自分で考えて解くこと 4) 基礎工学演習B(土曜日2時限目)でも授業に関する演習を行うので受講するように |